播但線(電化前)その3 | きゅうの鉄道写真館

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きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。



こんばんは。


播但線の3回目、

列車は福崎を過ぎました。

人家もまばらになり、

駅周辺以外は田畑が広がります。


線路の周囲も広くなり

写真も撮りやすくなりますが

列車本数が減ってしまうのは

痛いところです。


本日は寺前までの区間を

撮り歩いてみましょう。




鶴居~新野

早朝から撮り始めます。

4両編成の上り列車もまだがらがら。





鶴居~新野


300mmは三脚に載せ、

85mmは手持ちで2台態勢です。

少しでも明るいレンズを使いたくて

単焦点のレンズをそろえました。


今なら高性能なデジタル一眼レフと

ズームレンズのおかげで

なんの苦労もないのですが…







2007年にデジタルを購入するまで
使っていた機材です。

カメラはF1、A1、AE1。

FDレンズは24mmから300mmまで

単焦点を中心に。

ズームも2本ありますがスナップ用です。

300mm(こだまちゃんが跨ってる)はf4です。

サンニッパは私の財力では無理でした。





新野~寺前 DE10+50系


下り列車です。

レッドトレイン7両編成は

ローカル線として見ると

けっこう長編成ですね。




新野~寺前 DD51+12系

カトーの入門セットみたいな編成ですが
12系は急行用から一般用に改造された
1000番台です。

乗務員ドアが追加されていたり、

白帯が消されていて区別できます。

車内はデッキ付近がロングシートです。




新野~寺前 


望遠は三脚に載せエアレリーズで、

標準レンズは首から提げたカメラで

手持ちです。

後追いも含めて3カット撮れます。



新野~寺前 上り列車



鶴居~新野 下り列車

DE10はご存知のとおり

セミ・センターキャブと言って

運転席が片よっています。


エンジンは1台で

長い方のボンネットの中です。

エンジンがあるほうが1エンド、

短い方が2エンドです。


播但線の場合、和田山側が1エンド

姫路側が2エンドなので、

機関車の向きを見れば

上りか下りか一目瞭然です。


エンジンが前の向きと

後ろの向き(キャブが前)では

どちらがかっこいいでしょうか?


人それぞれ好きずきですが

私はキャブが前の方が

ローカルっぽく見えるような

気がします。


50系など牽くときは

2エンドが前の方が

似合うかなー、と。






新野~寺前


DD51はエンジンが2台

1100馬力×2で文句なしの強力機。

DE10は1350馬力が1台です。


いずれもSG搭載で、冬季には

蒸気に包まれる姿が見られました。



キハ47×4




キハ58+28+58

後ろのキハ58は

曲面窓+スカート付きの後期形です。
キハ58系の急行など

全国どこでも見られたんですがねー。




鶴居~新野 キハ47+キハ58

DD51+12系(上り)

神社の鳥居がアクセントになりました。



DE10+12系


1991年のゴールデンウイーク、

早朝から楽しく半日を過ごしました。

特別な列車ではなく

普段、普通に走ってる列車ですから

がつがつ撮らなくてもよかったし

ゆったり楽しめたのも良い思い出です。


この地から山一つ越えた向こう側は

竜野市で、古い町並が残っています。

ちょっと足を延ばしてみました。






こちらも特別な美観地区ではなく

街なかに古い建物が残っていて

ちゃんと手入れされているので

おもむきがあって良かったな。


1枚目のレンガの建物は

醤油屋さん。

2枚目は寺。

3枚目のレンガは郵便局です。


熱心な鉄ちゃんは

鉄道の写真ばっかり撮っていると

思われがちですが、

私はおいしいものを食べたり

観光したりと、

よく脱線していました。


もしかして

あまり熱烈な鉄ちゃんでは

なかったのかもしれません。。。?



本日もご乗車ありがとうございました。