交通博物館の思い出(前編) | きゅうの鉄道写真館

きゅうの鉄道写真館

きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。



こんにちは。

どうもご無沙汰しました。


まだまだ忙しい日々が続いていますが

少し余裕ができてきましたので

久しぶりにブログを書いてみました。


本日は懐かしの交通博物館に

ご案内いたします。


秋葉原は私にとって青春の街であり

いまだに通い続けるなごみの街でもあります。


電気の街からやがてパソコンの街になり

さらにオタクの街へと変わりましたが、

自分と重ね合わせるとパソコンをとばして

萌える街に回帰してきたような次第です。


アキバ通いのスタートは交通博物館でした。




総武線のガードです。

中央通には都電が走っていました。

この写真は須田町方面行きの

安全地帯から撮っています。


安全地帯ってなんだって?

そこから説明しなければならない

時代なんですねぇ・・・


主に道路の中央を走っていた

路面電車に乗るためには、

車道で電車を待たなければなりません。

そこで歩道の縁石くらいの高さで

幅1間ほどの島が車道中央の

線路沿いにあったわけです。

写真の電車左側に2人立っている所です。


端にはコンクリの車よけがありますが

それ以外は柵も何も無いので恐いです。

前は電車、うしろは車で

あまり安全ではありませんが・・・


総武線ガードと反対方向を見ると・・・


一番奥のガードは中央線のデルタ線、

バスのあたりが万世橋です。



横断歩道を渡りましょう。

石畳の部分が万世橋で、

少し盛り上がっています。


交通博物館は万世橋を渡り

ガードをくぐった右側。

秋葉原駅から5分くらいでした。


子どものころは

親に連れられて行きましたが

6年生位から一人で電車に乗って

通うようになります。


同じ場所の右側の

歩道から撮ったのが次の写真。


時代はいきなり下って閉館間際のころです。

歩道のガードレールが

弁慶号のシルエットになっています。


もう少し進んでみると



左の道路対岸に肉の万世、

右のガード下のラジオガーデンは

ジャンク屋さんです。


さらに右を向くと・・・



神田川に面した

中央線の高架下が交通博物館でした。

遠く秋葉原・御茶ノ水間の鉄橋を渡る

総武線の電車が見えています。


ではガードをくぐって

交通博物館へ行きましょう。


ガードをくぐるとすぐ入口と

D51と新幹線の顔があります。

(本日1枚目の写真のとおり)



入口をいったん通り過ぎて

反対側からながめてみます。

ほぼ全体の様子です。

団体用休憩室の下に

善光号と弁慶号のシルエットが見えます。



入口です。

ガラス張りのところは

象徴的ならせん階段です。



入口の左側の

駅にあるのと同じ券売機で
入館券を購入します。


ただのぺらぺらのキップだったので

入館時に記念券と交換してくれました。



入館する前に屋外展示の車両を

見ておきましょう。



善光号


弁慶号(次位の開拓使号は整備中)


弁慶号の奥には

最初の地下鉄電車がありましたが

地下鉄博物館ができると

そちらへ移されました。


1号機関車も

かつては屋外展示でした。

それではいよいよ入館します。



館内に入るとまず売店がありました。


通い始めたころはまだHO全盛で、

カツミの入門セットや機関車、電車を

指をくわえて眺めたっけ。

買えるのはミニカーくらいでしたが。

末期はNゲージやプラレールです。


館内の吹抜け中央には

大型蒸気機関車が2両。





国鉄時代、最後に走った

蒸気牽引の旅客列車の先頭に立った

C57135号機と、

丹那トンネル以前の旧東海道線の補機で

箱根越えで活躍した9850型です。




以前、屋外展示だった1号機関車も

化粧直しして館内に展示されました。


背後にちらちら見えているプレートは

歴代の国鉄制式蒸機のものです。






壁の模様に使うほど

たくさんの在庫があったんですね。


模型の機関車を並べて

「機関車のあゆみ」と展示してありました。

この模型は1/20位で大きく迫力があり

飽かずに眺めたものでした。



(後編に続く)