こんばんは。
今日は117系について。
前回の185系の基になった形式です。
1979年登場。 185系の2年前になります。
京阪神間は私鉄各社と国鉄(当時)が競合し
誘客に火花を散らしていました。
線形が良く、到達時間では一歩リードしていた
国鉄が車両設備でも民鉄に負けないものを
と生み出されたのが117系です。
大阪駅、新大阪駅にて。
初めて乗ったときはうれしかったな。
153系の新快速や113系の快速に比べて
転換クロスシートは新鮮でした。
青春18キップで乗れる列車だったのも
魅力のひとつでしたね。
山崎・茨木間にて。
早朝、上ってくるブルトレを撮影に通った場所です。
お馴染みの電車でしたが、やがて
221系、223系へとバトンタッチしていきました。
やがて名古屋地区にも導入されました。
こちらは4両編成が多かったと思います。
オリジナル塗装から帯がオレンジに変化しました。
117系も形態的には変化が少なく、
ユニット窓がの取付け方くらいしか差はありません。
JR化後線区によりいろいろな塗色が登場しますが
私はオリジナル塗装が好きだなぁ。
クリームと茶色の組合せは
関西急電色からの派生だったのでしょうか。
塚本~尼崎間です。
6両編成が基本ですが、
6+6=12両も見られました。
写真の6両の方は正月飾りが付けられています。
こちらは福知山線色の緑帯です。
帯の色が変化するうちはまだマシなほうで
やがて車体全体を塗りつぶされたり
かわいそうなことになりました。
斬新なデザインに加えてシックな塗装で
名車だったと思うのですが、
現状を見るとちょっと残念です。
ところで、117系もどきの
115系3000番台という電車があります。
横から見るとまさに117系ですが、
良く見ると台車はコイルバネ。
乗ってしまえば一般的には判らないでしょうね。
最後に乗ったのはこれです。
あと何年走るのか気になりますが
岡山地区での活躍が最後になるのでしょうか。
せめて最後はオリジナル塗装に戻して
ファンサービスをして欲しいものですね。
《模型のこと》
奥はHOゲージ(エンドウ製)
手前のNゲージ2種はカトー製品です。
白いほうはサンライナー塗装。
HOの動力はEN22+MPギアに交換しました。
模型の世界では、
まだまだオリジナルの姿で走り続けていきます。
本日もご乗車ありがとうございました。