こんばんは。
前回の続きです。
十和田湖から奥入瀬を観光して八戸に泊、
翌日(H2.6.13)は南部縦貫鉄道を
撮るために七戸に向かいました。
十和田観光電鉄の十和田市と南部縦貫の七戸は
意外に近く、東北新幹線ができると交差するので
乗換駅とか、なにか生き残る手立てはないのかと
検討したみたいですが、残念ながら結局両者とも
消滅してしまいました。
七戸駅はあとでゆっくり訪問することにして
撮影地を目指します。
なにしろ1日に5往復しか走らないので
1本も無駄にできません。
最初は西千曳の手前の
森の中で撮りました。
朝1番の2レ・野辺地行きです。
西千曳・後平間で森に入る手前です。
野辺地で折返し、森の中をやってきた1レ
巨木の下をコトコトとやってくるレールバスは
たよりないくらい小さくかわいらしかったです。
ここの車両はレールバスの名がぴったりで
丸い車体にバス窓のスタイルは
まさにバスそのものです。
坪・坪川間の4レ
坪を発車した3レ
この列車は野辺地9:35発ですが
次の便は13:51着までありません。
朝2往復、午後3往復、1日5往復しか
走らないのでなかなか大変です。
午前の列車は終わってしまったので
七戸に戻り、構内撮影の許可を受けます。
本社と七戸駅は同じ建物。
学校の校舎みたいですね。
DB11形 除雪車です。
さて問題です。
除雪しながら終点まで行ってしまったら
どうするでしょうか?
答え
床下中央に油圧式の転車台がついていて
自分でその場回転して向きを変えます。
なので往復とも除雪作業が可能です。
庫内にいたキハ104を撮っていたら
エンジンをかけて外に出してくれました。
ときどきエンジンをかけておかないと
調子悪くなるから、と言っていましたが
撮影しやすいように、わざわざ出して
くれたんだったと思います。
心遣いがうれしくて記念切符や絵葉書など
ずいぶん買ってしまいました。
(単純やなあ)
ところで、このキハ104ですが、普段
運用に入ることはありませんでした。
沿線の小学校の運動会など、イベントで
多客が見込まれるときのみ走ったそうです。
キハ102です。
こちらはキハ101。
朝の2往復を走った車両です。
1日に5往復しかなく、
途中駅での交換もないので
極端な話、車両は予備を入れても
2台あれば十分ですが実態は3台ありました。
キハ101、102がレールバス、
104は旧国鉄のキハ10です。
あれれ?
みな同じ形式だな。
番号だけ順番にふったみたいです。
模型のこと
トミックスの製品を持っています。
手すりやバックミラーが繊細すぎて
箱にしまうときに折れてしまいそうなので
未取り付のままです。
いずれ金属で作り直そうと思いつつ
まだ手をつけていません。
雪の野辺地駅
このときの訪問以前に
野辺地駅で撮った写真があります。
青春18キップで函館まで行ったときに
寄ったのですが、雪のせいで小さな車両が
さらに小さく見えました。
雪で交通不便になる時期こそ、
沿線住民の貴重な足だったんですね。
雪の野辺地駅は乗車した普通列車が
特急と貨物2本に抜かれるために
十数分停車したときに撮りました。
本日もご乗車ありがとうございました。