続・東京機関区100周年 | きゅうの鉄道写真館

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きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。



東京機関区一般公開の続きです。


最初は東京機関区の、というよりも

国鉄機関車の象徴的な存在だったEF58861です。


お召し列車指定機として1号編成を牽いてきました。

昭和の時代はときたま運転がありましたが、

皇室も代替りし、平成になるとあまり出番がなくなりました。

2007年、専用電車の登場により1号編成とともに

大井工場内の専用倉庫の奥深く永き眠りにつきました。





続いて日本最大のマンモス機(当時)EH10です。

2車体連結構造の印象は力強さにあふれています。



貨物用機EF12。



同じく貨物用EF15です。

どちらもデッキつきで無骨な力強さを感じます。



こちらはスマートな強力機EF66。
この時点ではまさかブルトレ牽引機になるとは

誰も思わず、あさかぜ看板の演出に、参加者は皆

狂喜乱舞してシャッターを切りました。

実際、ブルトレを牽引するようになったのは

実にこの12年後、1985年3月からです。





EF58 ヘッドマーク・コレクション




こちらは鋳物先台車を採用した5号機。

左右の台車枠を結ぶステーがない前面の印象は

廉価版の鉄道模型を思わせる。



この角度で見ると、先頭部が絞りこまれている様子や

エンドビームの幅の狭さを感じられる。

見慣れた模型ではゲージとの納まりの都合で

かなり幅が広くなっている。



目を転じれば、58の屋根越しに65の姿が見える。









ブルトレ牽引用のEF65500がそろっていた。
500番台と一般型の違いは、前面スカートの

ソケットにあります。

20系客車の発電システムのコントロール用です。


ここで各機関車の形式図と緒元をご覧ください。

















2回にわたってご紹介した東京機関区は

これでおしまいです。


次回は同時に行われた

C577のイベント列車についてです。




本日もご乗車ありがとうございました。