青函トンネルの開通と同時に
運行を始めた「はまなす」ですが
新幹線開業によりその役目を終えます。
カシオペアや北斗星の陰に隠れて目立たない存在でしたが
この機会にご紹介したいと思います。
もともと青函連絡船には夜行便が存在しました。
トンネル開通で廃止された連絡船に換わり夜行旅客の
需要に答えるため設定されたはまなすでした。
深夜出発・早朝到着のダイヤのため、
なかなか走行シーンを撮るチャンスがなく
唯一撮影できたのがこの写真です。
88年7月の早朝、札幌直前の北広島・上野幌間です。
上りが発車する時刻に夜の札幌駅に行ってみました。
まだ高架になる前、地平ホームです。
《はまなす初乗車》
初めて乗車したのは、翌89年7月のこと。
まだ全車スタンダードの座席車だけの編成です。
14系は例のなんちゃってリクライニングシートのやつです。
乗ったことがある方はご存知でしょうが、
背中の圧力をかけ続けていないと、
ばったんと元に戻ってしまう疲れるシートでした。
もう、朝までひたすら耐えるのみでしたね。
帰りの北斗星のB寝台がどれほど快適だったことか!
89年に初乗車したときはDD51も青くなり、
札幌駅も高架の一部の供用が開始されていました。
はまなすは全部で3回乗車しました。
この続きはまた明日。
本日もご乗車ありがとうございました。