カシオペアの車内の様子です。
2号車1番のカシオペアデラックスが取れました。
2012.3.5の乗車です。
デッキのドアは丸窓です。
廊下のカーペットは厚手で足音がしません。
部屋の入口は暗証番号式のロックです。
部屋に入るとこんな感じ。
すっきりとしていますが、なにかさびしい。
あ、カーテンがありませんね。
ロールスクリーンなんですが、すっきりしすぎで
豪華さ、重厚さはまったくありません。
カシオペアデラックスは車端部にあり
2階建てでないので天井が高く開放感があります。
車掌の検札、ウェルカムドリンクも届きましたので
もう少し詳しく見てみましょう。
ベッドは枕木方向は固定式、レール方向はソファベッドです。
ベッド上にはガウンとアメニティが用意してありました。
タオルはガウンの袋の中です。
壁には食堂車の直通電話と、オーディオ設備がついています。
ベッドはセット済でしたが、どうせ1人利用なので
片付けて部屋を広く使うことにしましょう。
部屋の入口の方を振り返ると、
突き当りの左が洗面とシャワー、右は出入り口です。
洗面所の流しは、鏡の下の取っ手を
手前に引き倒すと現れます。
シャワーの使用可能時間は18分ですね。
函館も近づいたので、最後尾のサロンカーへ行ってみます。
青函トンネル専用の機関車を連結するところが見られます。
ついでに列車内を探検してきましょう。
函館に着くと、待機していたED79が接近して連結しました。
反対端ではここまで牽いてきたDD51重連が解放されている頃です。
電源車の2階をサロンにするというのは良いアイデアでした。
上りのときは最後尾になるので後方展望を堪能できます。
ところで、この日は乗客が少なく空室が目立っていました。
2号車から最後尾12号車まで移動するあいだに
見学してきましたので、他の部屋の様子もご覧ください。
カシオペアツインです。
カシオペアの中で一番多いタイプです。
左の階段を降りると1階室、右の階段を登ると2階室です。
狭いほうの車端室。
台車の上で2階建てじゃないので頭上の空間が広くて快適。
広いほうの車端室は2段ベッド付きで3人利用が可能。
車椅子対応の車端室も1室だけある。
階段がないので車椅子でもOKです。
電話とミニサロンもありました。
ところで夕食ですが、最初のときは予約しなかったので
さっぽろで早めに食べてから乗りました。
夜中に空腹になると悲しいので夜食を持ち込み、
直通電話でサッポロクラシックの生をルームサービス。
2度目のときは予約しましたので食堂車で。
ビールのおかげでぐっすり寝込んでしまい、もったいないことした。
ときどき寝台車は眠れない、という声を聞きますが、
自分にとっては、あの音と振動が心地よい子守唄になります。
いつも朝まで起きていようと思いますが、寝てしまいます。
ああ、もうあの体験もできないんだなぁ。
モーニングコーヒーが届きました。
そろそろ荷物をまとめましょうか。
長らくのご乗車、お疲れさまでした。
本日もご乗車ありがとうございました。