こんにちは。
台風から4日たちますが、まだ停電が
解消していない地域があります。
お見舞申し上げます。
(幸い我家は被害がありませんでした)
そんなときですが、先週の日曜日から
秩父の聖地巡りに行ってきました。
秩父の聖地めぐりは3種類あって、
秩父神社、三峰神社、宝登山神社の
3つの神社を巡る 「秩父三社巡り」
34ヶ所の寺をまわる 「三十四札所巡り」
そしてアニメの舞台巡りの3種類です。
アニメの舞台が 「聖地」 とは
少々意味不明ではありますが、
そういうことになっています。
今回は欲張って三社とアニメ両方を
二泊三日で巡ってきました。
アニメはもちろん…
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
縮めて 「あの花」 です。
9月8日(日)、車で出かけました。
なので 現地の出発点は駐車場ですが
演出上の都合により(?)
秩父駅から出発します。
秩父駅 (秩父鉄道)
じつは秩父駅はふたつありまして、
西武秩父駅の方は池袋から直通特急も
来ますし、都心と直結しています。
こちらは元祖の方で、地場産業センター
物産館、商工会議所が同居しています。
さっそく聖地巡りを始めますが、
その前にマップを手に入れましょう。
駅や観光案内所に置いてあります。
まち歩き、食べ歩きだけでなく、
アニメの舞台巡り用もちゃんとあります。
秩父まつり会館裏線路脇
あーっ 見覚えがありますねー。
何度か登場する場所です。
初めて来たのに知ってる場所みたい。
「柵の上を歩くめんま」
を再現してみました。
幽霊なので柵の上でも
ほいほい歩いちゃいます。
秩父神社
秩父三社のひとつです。
標柱の前がアニメに登場しますが
日曜日でそれなりに人通りもあって
めんまちゃんは出しにくかったので、
こだまちゃんがご案内します。
大鳥居から神門へ
秩父駅から来ると秩父神社は後ろ向き、
正面はぐるっとまわって向う側です。
参道に出るためには大回りしなければ
なりませんが、なぜだと思いますか?
(なんであっちを向いてるのか…
→ 答えはのちほど…)
神門をくぐると…
本殿が見えました。
本殿 (拝殿)
参拝の仕方・・・
最初にお賽銭を投げ入れて、
(鈴があるところでは鳴らして)
神様の気をこちらに向けさせてから
二礼・二拍手・一礼 をします。
後の一礼の時に心の中で願い事をする…
で よかったかと思います。
知知夫神社
額の文字は 「知知夫神社」
となっています。
秩父は名人級の宮大工が多い地なのか
どこの神社も立派な彫刻が多いです。
(とくに秩父三社は煌びやかです)
では右側から見てまわりましょう。
つなぎの龍 (左甚五郎 作)
本殿(拝殿の奥) 東側
天ヶ池で暴れて困り、鎖で繋がれた。
この日は取外されてた (リフレッシュ?)
ので前回撮った写真で…
普通の龍
西側にいる龍です。
左甚五郎 作ではないらしいのですが
見比べてみて… 違いが判りますか ?
北辰の梟 (ほくしんのふくろう)
本殿の北側、真後ろにいます。
北辰とは北極星のこと。
身体は南を向き、顔だけ振り返って
北を見張って護っています。
ここで先ほどの本殿の向きの答えです。
たいていの神社は 南向きに建っていて
(天照大神:太陽に向いている)
たまたま秩父駅が北側にあるので
駅から来るとうしろ向きなんです。
秩父神社は妙見菩薩を祀っていますが
妙見は仏教では北極星を指します。
古い社寺は神仏が融合していました。
お元気三猿 (本殿 西側)
日光の「見ざる聞かざる言わざる」の
向うをはって
「良いことも悪いことも
何でもよく見て、よく聞いて、
いっぱいおしゃべりする元気な猿」
だそうです。
鳳凰 (拝殿 西側)
子宝 子育ての虎 (左甚五郎 作)
どう見てもネコです。
江戸時代のことなので
甚五郎さんは虎を見たことがなく、
言葉での説明だけで彫ったから?
おまけに右の母虎はヒョウ柄です。
社寺仏閣の建築物は
一日見ていても飽きません。
キリがないので先に進みましょう。
せっかく秩父神社まで来たので
ちょっと市街地を散策してみました。
妙見の杜公園
秩父神社の向い側、まちなか案内所の
イルミネーション(花火が光るらしい)
後ろは番場町の屋台庫。
めんまは日に焼けて黄色くなってますが…
秩父神社を背に 番場通りを進みます。
民家
アニメにも出てくるまちなみ
風情のあるレトロな建物
角のたばこ屋さん (閉店)
食堂 (現役みたいです)
店名からフレンチかと思ったら…
ウインドウの食品サンプルは
ラーメン、餃子、チャーハン
親子丼、カツ丼、カレー、オムライス…
何でもある、町の食堂でした。
元 診療所
踏切の音が聞こえたので行ってみると
御花畑駅
気がつけば ひと駅歩いていました。
まち歩きは楽しいです。
古いまち屋
町なかに秩父夜祭の屋台蔵があります。
駄菓子屋
笑点のたい平さんの実家です。
秩父ふるさと館
元・映画館 (今・レストラン)
たから湯 (銭湯)
現役のようです… うーむ、レトロじゃ…
武甲山
町なかでも 少し開けたところからは
武甲山をかい間見ることができます。
セメント製 元ゴミ箱
さすが秩父セメントのお膝元。
工場跡
織物工場だったのかなー?
おもちゃ屋
こちらも「あの花」に登場します。
おもちゃ屋の交差点から数軒先に
造り酒屋があります。
武甲酒造
武甲正宗の看板にはなじみがあります。
お土産にミニチュアビンを買いました。
ドールサイズの一升ビンくらいかな。
ドールたちは子どもなので
お酒には縁がないけどね。
模型の武甲正宗
鉄道模型のジオラマ用品として
中堅メーカーから発売されているので
日本全国では何千軒もあると思います。
おもちゃ屋の交差点から突き当たりに
地場産業センター(=秩父駅)が見え、
これで市街地ひとまわりになりました。
昭和レトロのテーマパークのような
懐かしい生きたまち並みでした。
秩父神社の御朱印
(前回のときのですが)
ではまた。
(続く…)