こんばんは。
ついにリニア山梨実験線に行ってきました。
一般募集が始まってから2年、
毎回応募を重ね、ついに当選した次第。
まずは乗る前に、見学して知識を得てから。
乗ってから見学しても感動が薄くなります。
これから行かれる場合は先に見学センター
を見てからにするのがお勧めです。
今回は集合時間など時間の制約があり
車で出かけました。
家からは外環→関越→圏央→中央の
各高速道路を通って、大月ICで降りました。
談合坂SAでお昼休憩をして約3時間です。
こだまちゃんが持っているのはLMパン店の
談合坂あんぱんです。(名物らしい)
食べてみると普通のアンパンですが、
談という文字の焼印が押されています。
これで50円のプレミア価格がプラスされます。
さて、まずは写真を撮りたいので
わくわくやまなし館の展望台に上ります。
駅に停まっているのが見えます。
ちょっとアップで見てみましょう。
あー!
運転席がありません!
運転は一つ前の写真の左側、
円筒形の建物があるコントロールセンターで
コンピューターで遠隔操作されています。
さあ、そろそろ時間ですよ。
列車はいったん奥のトンネルに入って行き
高速走行で戻ってきました。
あれれ?
ここで見ると速いには速いけれど
見た目、のぞみとそれほど変わらないや。
モニターの表示では410km/hくらいです。
(さらに加速して500km/hになります)
大阪方面行き列車ではこの地点は
まだ助走区間の途中みたいです。
今度は東京方面行きで戻ってくるので
測ってみましょう。
私のカメラの連写は1秒に5コマ撮れます。
スタートしました。
列車の位置はモニターの右端です。
今通過! 0.0秒
0.2秒
0.4秒
0.6秒
東京方面行きは
時速500キロでかっとんでいきました。
電車の長さ176mを約0.6秒で走ったので
だいたい計算は合いますね。
500km/hになると
見た目でもずいぶん違いました。
ここはよく見えて撮りやすいですが
ガラス越しであまり音は聞こえないので
どきどき館のほうへ移動してみましょう。
リニア見学センターは2つ建物があります。
最初に見たこちらはわくわくやまなし館。
奥に見えている四角い建物が
どきどきリニア館です。
どきどき館は3年前にオープン。
リニアをよりどきどき感じられるように
いろいろな工夫がされています。
入館料420円を払って入ってみます。
「どきどき・・・」
まず迎えてくれるのが
先代のリニアモーターカーの実車です。
この車両でテストを重ね
より営業車両に近づけたのが
現在走っているL0(エルゼロ)系です。
先代は車体断面が丸っこいですが
L0系では四角になりました。
新幹線でも丸い500系は
かっこよかったけど乗るときゅうくつで、
四角い700系が実用的なのと同じですね。
館内にはリニアの歴史や
仕組みの展示がいろいろあって
勉強になります。
そして最大の見ものは
ベランダからガラス越しでなくナマで見られる
実物の走行シーンです。(金網はありますが)
モニターで列車の接近が判ります。
時速500kmで接近中。
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・と地鳴りが聞こえ、
びゅーんんん・・・
見物人みんなで
「うわぁっ!!!」
そのあと、やっぱりみんなでなぜか爆笑!
「すごーい!」
笑っちゃうくらい速かったです。
わくわくやまなし館ではわからない感動でした。
写真撮影はわくわくやまなし館で、
速さの実感(体験)はどきどきリニア館で、
ここに来たら両方見物しなきゃなりません。
さあ、明日はいよいよ乗車体験です。
今夜の宿に向かいましょう。
明日は10:15の1便に乗るので
宿泊はあまり遠くには行きたくありません。
じゃ○んで調べたら
大月から10分位のところに見つかりました。
真木温泉という一軒宿の温泉です。
名前を聞いたのも初めてだし、
リニアのことがなければ来なかったと思うので
リニアの経済効果はあるのですね。
全部で16室しかなくて、
全室露天風呂付きという贅沢な旅館です。
貸切の露天風呂もあるのでまずはそちらから・・・
満室でも16組しか泊まってないし
部屋にもヒノキのお風呂があるから
ゆっくり撮って入れました。
晩ごはんのお料理にもこだわりがあり
温泉旅館につきものの鮪の刺身など無く
山の素材を中心に凝ったものでした。
前菜
岩魚の塩焼きとマスの刺身
牛の朴葉味噌
山菜天ぷら(こごみ、たらのめ、ふきのとう)
甲州豚と春野菜蒸し
生ゆばと蕗ごはん
こだわりの隠れ里みたいな旅館なので
有名人も内緒で泊まりにくるみたいです。
ロビーにはツウでない私でも
知ってる名前の色紙が飾ってありました。
おいしい晩ごはんも終わったので
お部屋のお風呂にも入ってみます。
今回は車だったので
5人姉妹全員を連れてきちゃいました。
お部屋のお風呂ならじっくり撮れるからね。
さてと、明日のリニア乗車があるので
そろそろ寝なきゃ・・・
<・・・続く・・・>