こんにちは。
師走に入って、最初の週末も
あっという間に終わってしまいます。
天気も良かったので、
大掃除の練習でもしようかなー
なんて思っていましたが、
つい、ドールたちを連れて
紅葉狩りに(というほどでもないが)
行ってしまったので、お掃除はまた今度。
きょうのブログは、こないだ行った
金八先生の町の続きを歩いてきた話です。
と、その前に小さな幸せの話。
有名テーマパークの入場券が当たるので
パンの点数をためて応募したのですが…
残念ながらネズミーランドは外れましたが
お菓子の詰め合わせが届きましたー!!
「おまんじゅうが いっぱーい!」
以上、小さなしあわせの話でした。
さて、金八先生のまち歩きに戻りまして…
前回は北千住駅の東側でしたが
今回は西口側を歩いてきました。
細かいことを言うと西側は
ほとんどドラマには登場しませんが
まち歩きの楽しみ、ということで。
西口のペデから見た駅前通りです。
手前の横断歩道から次の横断歩道にかけて
ゆるい上り坂になっています。
あ・そうだ、位置関係が判りやすいように
地図を載せておきましょうね。
既製品を勝手に載せると著作権の関係で
具合が悪いので、描き写しましたが・・・
うーん、できが悪くてすみません m(_ _)m
今回は駅前通りを西へ、
旧日光街道を北へ歩きました。
駅前通りを進み、旧日光街道も通り過ぎて
駅ビルを振り返ってみたところです。
こちらからもゆるい上り坂になっています。
坂のピークは旧日光街道。
江戸時代、日光道中の最初の宿場町として
開けた千住宿の周囲は低湿地で隅田川が
氾濫するとよく水浸しになりました。
宿場町が水没してては困るので、
街道と沿道の町を土盛りで一段高くしました。
その名残で旧道のところが高くなっています。
(あれ? ブラ○モリみたいだな?)
この位置で駅に向かって左を見ると・・・
うわぁ! ハリーポッターの家があります!
目医者さんですが、すごいアンティーク。
ドアを開けると黒いマントをはおった先生が
ろうそくの灯りでフフフ… と薬の調合を…
してません!
普通の目医者さんです。(ゴメンナサイ)
通りの向こうから見ると…
やっぱりすごいです。
院長先生の趣味で、
アンティークのパーツを集めて洋館風に
作ったそうですが、それほど古くないです。
実は先代の建物も古い洋館風でした。
建物を見せるため敷地幅だけアーケードが
途切れています。
旧道まで戻り、北へ曲がるとすぐ、
こんな建物がありました。
古い店をそのまま再利用した街の駅です。
こんな路地も博物館の展示物ではありません。
住んでいる人のプライバシーもあるので
やたらに入り込むわけにはいきませんが…
背景に駅ビル(0101)が写っていますが
大都会と下町が同居している不思議な町です。
まち歩きマップをもらって、先へ進みましょう。
さっそく、そそられる景色に出会いました。
路地の突き当りには鳥居と公孫樹の大木…
行ってみましょう。
千住本氷川神社でした。
突き当り正面は大黒様です。
氷川神社、の前に本がついています。
千住(足立区)には
氷川神社がたくさんありますが、
ここが本社なのでしょうね。
右を向くと…
神社の本殿と右隣に社務所。
遠くからも見えた大きなイチョウが3本。
「すごーい!」
それでは街道に戻って先へ・・・
旧日光街道ですが、
この辺は宿場町通りと愛称がついたようです。
以前はキタロード1010(せんじゅう)とダジャレ
みたいな愛称名でしたが今の方がいいです。
氷川神社の路地から街道に戻ったところに
とても古~い洋品店が現役で営業中です。
店番のおばあさんも古そうでした。 (失礼)
毎日、おつりの計算をし、お客と話をして、
店を開けることが元気の秘訣でしょうか?
定休日か、あるいは都合で閉めているのか
シャッターの下りた店がチラホラ。
日光道中の宿場の浮世絵が描かれています。
たぶん早朝に、全部の店のシャッターが
下りている時に見たら壮観でしょうね。
あーっ!
荒物屋さんです。
すごいなあ。
こんな店、今でもあるんだなあ。
荒物ということば自体、最近聞かないものね。
毎朝、品物を並べるのも大変だろうな。
おや・・・?
大きな石の影から裸の男の子が覗いてる…
ちょっと恥ずかしそうだけど?
視線の先は・・・
砂場で女の子が砂遊びしてました (^_^;)
ここのタコは足が青くて波になってますね。
でもなんでタコなんだろう?
足立・葛飾あたりには
タコ公園があちこちにあります。
不思議です。
(タコの目の位置が違うような気がします?)
文化財指定の旧家や名物のお店があって…
その少し先に、見えてきました。
旧日光街道と旧水戸街道の分岐点です。
小さな公園の横、軽自動車がいる一通が
旧水戸街道の出発点です。
公園の角に石柱が立っていましたが、
これは新しそう。
江戸時代の道しるべではなさそうです。
この場所を
江戸時代には大勢の旅人が往来していた、
と思うと、ロマンだなぁ。
いつか水戸まで歩いてみようかな?
大変そうだから、やっぱりやめておこう・・・
水戸街道の奥を見るとこんな感じです。
千代田線、常磐線の線路に行き当たり
そこで途切れています。
日光街道の方も土手で行止り。
そうなんです。
江戸時代にはなかったもので行く手は
阻まれているのです。
(地図には点線で表示)
障害物のその先には… 再び
旧街道の痕跡を見つけることができます。
そして、分岐点の背後の角には、
こんな由緒ありそうな家がありました。
てっきり文化財かと思ったら普通の民家でした。
大事に、大事に暮らし続けてきたのでしょうね。
宿はずれの右側にこんな門が見えました。
江戸時代には遠くから患者がつめかけた
千住の名倉です。
ああ、まるで時代劇のセットみたいです。
「なぐらいいんでーす」
あーっ!!
門から先には馬やカゴは入ってはいけないって!
それで駐輪場に馬がつないであったのですね。
(ウソです)
こちら、左奥の古い建物が本院(跡)で
道場みたいな広い板の間には
作務衣のような服を着たアゴ髭の先生がいて、
痛めた筋を伸ばして、
黒いタールのような膏薬を塗った布(湿布)を
貼付けて、油紙でくるんで
包帯をぐるぐる巻きにしてくれます。
というのは昔の話。
今は右側の鉄筋の建物で
ちゃんとレントゲンもある整形外科です。
でもやはり奥の建物から
編み笠に着流しの虚無僧でも出てきそうな
そんな雰囲気はありますね。
江戸時代にはここで診てもらうために来た
患者が泊まる旅籠が何軒もあったそうです。
宿場はここでおしまいです。
また来た道を戻ります。
同じ道もみる方向が違うと
見え方も違って新しい発見もありました。
本屋さんと履物屋さん。
ネットの普及で本屋さんの商売は大変です。
そういえば履物屋さんの数が多いみたい。
宿場町なので旅の必需品であった
履物の店が多かったのかもしれません。
衣服の店やめし屋も当然多いわけですが、
やはり履物屋に宿場町の特徴を感じます。
あー・・・ (残念)
やっぱりまだやっていませんでした。
就職して何度目かで連れてきてもらった
思い出の店なんですが・・・
変わってなければ間口が狭く奥に長~い
うなぎの寝床みたいなお店で
肉どうふかもつ煮で呑んだと思います。
あ・あ・あ・・・肉どうふ食べたーい。
また次の課題ということで。
でも、なんで千住で2番なんだろう?
昔からそう言っていた気がしますが・・・?
北千住駅が見えてきました。
近代的な駅前と
一歩裏の路地に入ると生活においが融合する
おもしろいまち歩きでした。
あー、 本当に
今回のまち歩きは金八先生のロケ地とは
ほとんどかぶらなかったですね。
ごめんなさーい。。。
前回、チラッと見た飲み横の入口です。
やっぱりまだやっていませんね。
お酒が好きな人には
千住のまち歩きは夕方からがお勧めですネ。
最後にもうひとつ。
路地の奥にあった、古~いアパートです。
玄関で靴を脱いで上がります。
靴箱には住民の名札が貼ってあります。
階段を上がって供用の廊下の先に共同便所
部屋の扉から中だけが自分専用のスペース
4畳半に小さな流しとガス台がひとつ。
もちろん風呂なんかなし、銭湯へ行きましょう。
昭和30年代のアパートだそうです。
部屋の借り手を募集していました!
1日3千円、1週間で1万円。
12月のスケジュールのパンフが置いてありました。
クリスマスケーキやリースを作る講習会、
一日整体院の出店やヒーリング教室・・・
おもしろいでしょう!?
路地の場所は・・・
秘密です。(ていうかうまく説明できない)
私が歩いた道を同じように歩くと
出会えますよ。
ではまた。
最後までお付合い、ありがとう (^O^)/