金八先生がいた町を歩く | きゅうの休憩室

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ドールを始めたのは2015年。
コロナの自粛生活がきっかけでアニメに転向。
工作はチマチマと続けていますが。。。



こんにちは。

今日は勤労感謝の日ですねー。

私はお休みですが、

今日も働いてる人は大勢います。

ご苦労さまです。


トップの写真はドールたちの感謝のしるし

ではなくて花屋さんの売り切りで500円!

で買ったなんとかベゴニアです。

かわいいでしょう?

普段は2千円位するのでいい買い物したな。


あいにく朝は雨降りだったので

パソコンに向かっています。

夜、電源をいれてもうたた寝してしまったり

だんだん夜に弱くなってきた気がします。

そういう意味ではこんな日はチャンスかも。


先々週(またネタを温めてしまった)

中途半端に時間ができたので

金八先生の町を歩いてきました。

天気もイマイチだったので

コンパクトデジカメひとつポッケにつっ込んで…




北千住で東武線に乗換えて2つめ

堀切で下車します。

通過中の電車は半蔵門線から直通の急行。

東急田園都市線の中央林間まで直通してます。

この辺が東京の地下鉄の難しいところ。

毎日の利用者には便利ですが、

他所から来た人にはさっぱり判らないと思います。


電車の右うしろの建物は

なんとか大学と書いてありますが・・・

じつはここが桜中学でした!

統廃合で廃校になり、売られてしまった

二中の跡なんです。





改札を出ると… 道はありません。

土手に上がる階段だけがあり、

土手の上の道路の歩道につながっています。


そしてさらに歩道橋を渡ると…




堀切駅西口がありました。

そうなんです。

西口駅と東口駅は上下線に分かれていて
ラチ内でつながっていないので改札口を

間違えると行きたい方向に乗れません。


この写真左側の校舎が桜中学校のロケ地

元足立二中、現なんとか大学です。


桜中を見たので、

次は金八先生が歩いた町を見に行きましょう。




墨堤通りに出て5分ほど歩くと

京成電鉄の京成関屋駅があります。

関屋の改札前から向こうには

東武鉄道の牛田駅が見えます。

横断歩道のところから見ると…






前に牛田駅、振り返れば京成関屋駅。

知る人ぞ知る、東武と京成の乗換駅ですが

まったく違う名前のため、知らないと

向かい合っていてすぐ乗換えられるとは

気がつきませんね。


さっきの東武の堀切駅に対して

京成には堀切菖蒲園駅がありますが…

その話は後ほど。




牛田駅の脇に踏切があります。

写真は伊勢崎行きの特急りょうもう号、

左側に見えているのは上り線のホームです。


この踏切を渡り、北千住まで続いてる商店街が

かつて金八通りと呼ばれていたみたいですが…






今はシャッターを閉めたままの店もチラホラ

少し元気がなくなったみたいですね。

そして商店街を通り抜けた大踏切の手前に

昔お世話になった模型屋さんがあります。


この大踏切のところには、かつて

中千住という駅がありました。




左が上り線、右が下り線という位置関係。

線路のあいだの空き地がホーム跡。

そして後ろを振り返ると



左上の高架がつくばエクスプレス、

左下に灯りが見えていますが常磐線のホーム、

右の高架は地下鉄日比谷線、下が東武線です。

常磐線のさらに左側の地下には千代田線が。

北千住は5路線が集まる東京北東部における

交通の要衝なのです。


北千住と牛田は1.1kmしかないので

あいだに中千住は必要なかったかもしれません。

もともとは隅田川の水運との接続や

工場の引込み線の入換のための駅でした。




大踏切を渡ったところから北千住駅西口までは

飲み横で、ギターを背負った流しもいました。

渥○二郎さんも流していたとか・・・

まだ時間が早いので赤提灯も消えています。

(またそのうち・・・?)


では、まち歩きを続けましょうか。

中千住駅ホームの反対側(南東側)に戻ります。




現在は北千住折り返しの電車の留置線です。

この時は電車が停まっていなかったので

以前撮った写真で。

赤い電車は先代のりょうもう号、

白い電車の向こう端くらいに

線路をくぐるガードがあります。




ドラマによく出てきたので

なんとなく見覚えがある気がします。

不良に絡まれるシーンだったかな?


ここを通るひとは礼儀正しくて

皆、お辞儀をしながら通るんですよ。




向こうから自転車が来ました。

カメのように首を引っ込めています。



中間地点。

私(身長175cm)の目線ではこんな感じです。

これではお辞儀しなければ通れません。

試しに途中で直立してみたら頭がつかえました。






向こう側(北側)は明治の遺構が残っています。

橋台の切下げ跡を見ると、以前の鉄橋は

もう30cmほど低かったみたいですね!

また自転車が来ました。

降りて押して通れ、と書いてありますが

誰も降りる人はいません。

勢いで頭を下げてシャーっと通過します。

これは通過を待つより仕方ありません。

高さ1.6mよりも幅はもっと狭いようで

避ける余地はないみたいです。


つぎは堤防のほうへ行ってみましょう。




こちらは京成電車のガードですが

見たような気もしますが、もともとガードなんて

似たようなものばかりだから、

見た気がするだけかもしれません。



東武線と京成線の立体交差があって

その付近から堤防にあがったところが

金八先生が歩いた土手です。

これはまちがいない。

タイトルバックで歩いていたな。



なにやら工事中で視界のじゃまですが

後ろの鉄橋など

ドラマで見慣れた風景ですね。

今にも生徒たちが土手に登ってきそうで

錯覚してしまいそう。


この背後に京成電鉄の鉄橋と堀切橋が

並行しています。




あっ!

スカイライナーが来ました。

かっこいいなあ。

なんとか戦隊のヒーローみたいだな。

これは3代目のスカイライナーです。




晩秋の夕方は、日の暮れるのも早く、

むこうに係留(違法?)されている屋形船も

灯りが入りました。


薄暗くなってくるとコンパクトカメラでは

走行シーンの撮影は無理です。

以前撮った写真でご案内していきましょう。








堀切橋から見下ろす京成線の鉄橋です。

2代目スカイライナーと、小さい鉄橋を

渡るのは初代スカイライナーです。

こちらの小さい鉄橋が架かるのは綾瀬川。

コンパクトにまとまって、絵になります。


さて、ここから橋のスロープを下りきった

左に堀切菖蒲園駅があります。




堀切菖蒲園駅です。

これでやっと話が最初のところにつながります。


東武の牛田駅と

京成関屋駅は全然異なる名前だが乗換駅です。

東武の堀切駅と京成の堀切菖蒲園駅では

同じ堀切が名前に入ってるが全然離れていて

乗換えられない、というお話でした。

堀切駅と堀切菖蒲園駅は近道でも

歩いたら2・30分はかかります。


ところで堀切ってなんなのかというと・・・

じつは、荒川は人工の河川なのです。

もとは現在の隅田川が荒川でしたが

よく氾濫するあばれ川でした。


その被害をなくすため、三日月湖を結んで

現在の荒川(当時は荒川放水路)を作りました。 

その最後につながった場所が堀切です。

(掘り切ったので堀切)

それで川をはさんで両側に堀切という

名称があるんですね。


これで金八先生のいた町のお散歩は

おしまいです。

堀切菖蒲園駅から電車に乗って帰ります。




京成高砂で金町線に乗換え、金町へ。

高砂は本線と金町線、押上線、北総線の

ジャンクションになっていて、

いろんな電車が出入りしておもしろい駅です。


暗くなり、もうコンパクトカメラでは無理なので

以前撮った写真をご覧ください。








各社の電車が乗り入れてくるので

電車好きにはたまらない駅です。 

以前は上野へ直通していた金町線が

独立して高架駅になっていました。




金町線ホームから見下ろすと

スカイライナーが通過していきました。




金町に到着した電車です。

金町線は単線で、

両端をそれぞれ発車した電車が中間の柴又で

交換する、という運行パターンになっています。


高砂駅では高架になったため、一旦改札を出て

再び金町線の改札を入る、という乗換でした。

金町駅で出るときの運賃表示は31円。

通し運賃との差額だけスイカから引かれました。

良くできていますね。


というわけで、

今回はドールのいないお出かけでしたが

てきぱきとまわることができました。



ああ、今日もブログ以外成果のないまま

1日が終わってしまいます。

今週末は、明日は仕事、金曜休み、土曜仕事、

日曜休み、と1日おきです。

あまり休んだ気がしませんが、

がんばって(ガマンして)乗り切ります。


暖かかったり寒かったりも危険なので

風邪をひかないように気をつけなきゃね・・・