納豆を初めて食べた18歳の失恋
食文化では関西圏に入っちゃう香川県にも、
ごくごくフツーに食べる人が増えてきつつ、
いやいやなんのなんの( ̄^ ̄)
まだまだ親のカタキみたいに敵愾心剥き出しで
かたくなに拒む方もいらっしゃる食べ物。
納豆。
僕もあきませんねん。まったくダメ(T_T)
とは言え、家族はみんな食べるし、
以前は全然ダメやった弟も、
1か月以上の東京出張から帰ってきたら、
「好物や~」と朝ご飯に食べだしてた。
「こ、これは…ゆゆしき事態( ̄_ ̄ i)」
ウィキペディアで調べると…
「納豆=大豆を原料とした発酵食品」とある。
「特有の臭いを持つ」とも書いてある。
ふむふむ。知っとる。
全国の食品売り場で容易に手に入れることができ、
現在多くの日本人に食べられている。
これはないでー( ̄。 ̄i)
含まれる成分の内「ナットウキナーゼ」の
健康増進効果がテレビなどのメディアで
伝えられるようになり…
聞いたことはある。
消費量が一番少ない近畿・中国・四国と、
福島水戸など一番多い地域との差は大きく
縮まっている。
わー。やっぱり四国でも増えてるんや。
納豆食える族。
「食わず嫌いやろ」
他人はそう言う。
ええい、なおれなおれ![]()
僕やって、食べたこと、ありますねん。
生まれて初めて納豆を食べた(見た)んは
東京の芸術専門学校に入学した28年前、
寮(埼玉県蕨市)の最初の朝ご飯の時やった。
食堂で並んで受け取った朝食のプレート。
と、見慣れん茶色い物体の入った小鉢…。
??┐( ̄ヘ ̄)┌??
当時、親姉弟は誰も納豆を食べんかったし、
周囲にも納豆食える族がおらんかったから
実は見たこともなかったの。
納豆。
前日の入寮日に知り合った可愛い女の子と
偶然に向かい合わせの席になった僕は、
浮かれ気味で朝ご飯に取り組んだわけです。
※ちなみに彼女は山口県出身。
「これは…なぬ?」
初対面の納豆と正面から向かい合う。
小豆か大豆っぽい本体にうねうねと絡み合う
ピーナッツバターのようなもの。
当時、風邪をひいてた僕は鼻が詰まってて、
臭いがワカランかったんですわ![]()
「さあ、どないしよう…」
と、向かいの彼女が、小鉢にお醤油を入れて
ねちねちこねこねし始めたのに気付いた。
「ふっふっふ。おけー( ̄▽ ̄)」
見よう見まねでこねこねして、
ご飯の上にどどどっ!と流し入れて…
空気を含んでちょっと金色に輝く納豆は、
すごく神秘的で美味しそ-に見えた。
「すたんばい完了!」
僕の視線にちょいテレ気味の彼女やったけど、
お茶碗を持ち上げて、一気にずずずずっ!と
豪快に口にかき込んだのであります。
その美味しそうなこと( ̄v ̄)~
↑あくまで「ご飯が美味しそう」とゆー意味。
僕も「うっし!」とお茶碗をがっしと掴み、
茶碗の中で、豆とピーナッツバター状のものと
お醤油と混然一体となった金色のご飯を、
ぞぞぞぞぞっ~~~
一気に口の中にかきこんだ!
むぐむぐと咀嚼すること2回。
「う (-。-;」
一瞬、なんかわからんけど、意識とは別に
身体(舌と口)が拒絶反応を示した。
「ぐっ( ̄Д ̄;」
それをこらえて嚥下しようとしたけど、
今度はノドがめちゃめちゃ抵抗する。
口の中に広がる、今まで感じたことのない風味。
…とゆーか、
「食べてはいけないものを食べてしまった」
とゆー怖れと後悔と嘔吐感が走馬灯のように…
次の瞬間。
ぶばっ!
散弾銃のように暴発した納豆とご飯の混合物は
口から約30度の角度で広がりながら飛び散った。
(T_T)
山口県出身の菊池桃子似の美少女の顔は、
さっきまで白い健康的な美しい肌やったのに、
僕が見た時、
茶色い物体とご飯粒が全面にねっとり貼りついた
おぞましいショッカーの改造人間状になってた。
レモン色の風のよーな青春の1頁が終わった。
僕が納豆を今も食べれへん理由は、
どっちかというと精神的なトラウマの方が大きい。
納豆。
皆さんは美味しくいただいてね。