でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -267ページ目

納豆を初めて食べた18歳の失恋

食文化では関西圏に入っちゃう香川県にも、


ごくごくフツーに食べる人が増えてきつつ、


いやいやなんのなんの( ̄^ ̄)


まだまだ親のカタキみたいに敵愾心剥き出しで


かたくなに拒む方もいらっしゃる食べ物。



納豆。



僕もあきませんねん。まったくダメ(T_T)



とは言え、家族はみんな食べるし、


以前は全然ダメやった弟も、


1か月以上の東京出張から帰ってきたら、


「好物や~」と朝ご飯に食べだしてた。



「こ、これは…ゆゆしき事態( ̄_ ̄ i)」



ウィキペディアで調べると…


「納豆=大豆を原料とした発酵食品」とある。


「特有の臭いを持つ」とも書いてある。



ふむふむ。知っとる。



全国の食品売り場で容易に手に入れることができ、


現在多くの日本人に食べられている。



これはないでー( ̄。 ̄i)



含まれる成分の内「ナットウキナーゼ」の


健康増進効果がテレビなどのメディアで


伝えられるようになり…



聞いたことはある。



消費量が一番少ない近畿・中国・四国と、


福島水戸など一番多い地域との差は大きく


縮まっている。



わー。やっぱり四国でも増えてるんや。


納豆食える族。



「食わず嫌いやろ」


他人はそう言う。


ええい、なおれなおれプンプン


僕やって、食べたこと、ありますねん。



生まれて初めて納豆を食べた(見た)んは


東京の芸術専門学校に入学した28年前、


寮(埼玉県蕨市)の最初の朝ご飯の時やった。



食堂で並んで受け取った朝食のプレート。


と、見慣れん茶色い物体の入った小鉢…。


??┐( ̄ヘ ̄)┌??


当時、親姉弟は誰も納豆を食べんかったし、


周囲にも納豆食える族がおらんかったから


実は見たこともなかったの。


納豆。



前日の入寮日に知り合った可愛い女の子と


偶然に向かい合わせの席になった僕は、


浮かれ気味で朝ご飯に取り組んだわけです。


※ちなみに彼女は山口県出身。



「これは…なぬ?」



初対面の納豆と正面から向かい合う。


小豆か大豆っぽい本体にうねうねと絡み合う


ピーナッツバターのようなもの。


当時、風邪をひいてた僕は鼻が詰まってて、


臭いがワカランかったんですわカゼ


「さあ、どないしよう…」



と、向かいの彼女が、小鉢にお醤油を入れて


ねちねちこねこねし始めたのに気付いた。



「ふっふっふ。おけー( ̄▽ ̄)」



見よう見まねでこねこねして、


ご飯の上にどどどっ!と流し入れて…


空気を含んでちょっと金色に輝く納豆は、


すごく神秘的で美味しそ-に見えた。



「すたんばい完了!」



僕の視線にちょいテレ気味の彼女やったけど、


お茶碗を持ち上げて、一気にずずずずっ!と


豪快に口にかき込んだのであります。



その美味しそうなこと( ̄v ̄)~


↑あくまで「ご飯が美味しそう」とゆー意味。



僕も「うっし!」とお茶碗をがっしと掴み、


茶碗の中で、豆とピーナッツバター状のものと


お醤油と混然一体となった金色のご飯を、


ぞぞぞぞぞっ~~~


一気に口の中にかきこんだ!



むぐむぐと咀嚼すること2回。



「う (-。-;」


一瞬、なんかわからんけど、意識とは別に


身体(舌と口)が拒絶反応を示した。



「ぐっ( ̄Д ̄;」



それをこらえて嚥下しようとしたけど、


今度はノドがめちゃめちゃ抵抗する。



口の中に広がる、今まで感じたことのない風味。


…とゆーか、


「食べてはいけないものを食べてしまった」


とゆー怖れと後悔と嘔吐感が走馬灯のように…



次の瞬間。



ぶばっ!



散弾銃のように暴発した納豆とご飯の混合物は


口から約30度の角度で広がりながら飛び散った。


(T_T)


山口県出身の菊池桃子似の美少女の顔は、


さっきまで白い健康的な美しい肌やったのに、


僕が見た時、


茶色い物体とご飯粒が全面にねっとり貼りついた


おぞましいショッカーの改造人間状になってた。




レモン色の風のよーな青春の1頁が終わった。




僕が納豆を今も食べれへん理由は、


どっちかというと精神的なトラウマの方が大きい。



納豆。


皆さんは美味しくいただいてね。