でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -248ページ目

暗闇の男と血だらけのジャージ

ふと思い出した話をツイッターに書いたら

「ぜひ詳しく教えて~~」

…とゆーリプライがけっこーありましたんで、

ちょーっと不可思議な体験について書きます。

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注意…
 いつものおバカなブログとは違う内容です。
 ま、そんなにコワくもないんやけどね^^;
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もう20年も前の、ある冬の寒い夜のお話し。


当時、僕はアニメーターに転職したものの

ストレスが原因で大きな病気をしてしまい、

1か月半の入院生活から脱したばかり。

仕事もやめて、社会復帰を目指してた。

 ブタ頑張るぶ~(* ̄Oノ ̄*)

では基礎体力を取り戻しましょうメラメラ

毎朝と毎晩、ジョギングを開始です!

ただ…(///∇//)

ま~ご近所サマの眼もありますんで、

車で坂出のさぬき浜街道沿いにある

西大浜公園まで出かけて行って、

周囲を木々に囲まれてる長い舗道を

一人でわっせわっせ走ってましてん。


その晩は月もなく、時間も遅かったせいか

自動車教習所のミカン色の照明も消えて、

コースのほとんどが真っ暗やった。


それでもまあ、慣れた道なんで走ってると、

何かに右足を取られて、

(感覚的には「何かに足首をつかまれて」)

思わずつんのめった( ̄□ ̄;)

「わ!」

アスファルトの路面に右膝を強打して、

そのままでんぐり返り(@_@)

「あたた…(T_T)」


シルエットを頼りにベンチにたどり着き、

どこか怪我してないか調べてみると、

右膝が痛い。 指で触るとズキ~ン( ̄^ ̄)

かなり傷口が開いてるよーな感触。

ジャージの膝の部分がベトベトしてて、

中でじゅくじゅく出血してますねん(T_T)

「まいったなこりゃ…┐( ̄ヘ ̄)┌」


その時ふと、目の前に人の気配を感じたの。

「お ヾ( ̄0 ̄;ノ?」

男性っぽい人影。けど、顔は見えへん。

「あ…ども」

僕が声をかけると、男の人は意外と優しい、

森本レオさんみたいな声で応えてくれた。

「こんばんわ。 ジョギングですか?」

「あはは、頑張り過ぎてコケちゃいまして」

「のようですねー。 見てました」

(見てた? 道も見えんほど真っ黒やがな)


男性は立ったまま、こんなこと言ってきた。


「あなた、…いえ、あなたのお父さん…」

「は?」

「若くして亡くなられましたね。…7~8年前」

「え? …あ、はい(・・;)」

僕の父は、その7年前に47歳で病死してる。

「それも、発病して、すぐ亡くなられた」

父は日本脳炎で、発病後3日で死んだ。

「…はい」

男性が何者なんか全然分からんかったけど

僕もめちゃめちゃ興味を持った。


「あのー、父をご存知なんですか^^?」

「いえいえ。ちょっと感じたものですから」

「はあ。感じましたか(・_・;)」


それから男性は、見えない顔で僕を見ながら

いろんなことを言い出した。


「あなた、最近大きな病気しましたよね」

これは間違いなく正解。

「50日ぐらい病院に?」

これ、後で調べたらぴったり正解。

「でも…最後に急に退院が決まった」

検査で誤診が分かり、その翌々日に退院。


「お~。どーして分かります?」

「うーん、分かりません。そう感じるんです」

「あらら( ̄_ ̄ i)」


「お母さんは立って仕事をしていらっしゃる」

母親は田舎のパーマ屋さん。

「あ、お母さんは海のそばで育ったんだ」

母親の実家は与島の港にあります。

「家族は…お母さんとあなた。…男性が1人」

弟のことですね。

彼はこのあと,僕のもっと個人的なこと…

僕の前々職、退職時期、退職理由も…

具体的な数値や事例を挙げながら

ほとんどカンペキに言い当てた。


僕は、今も昔も「無神論・無宗教論者」

霊とかの類いを一切信じてへんので、

怖いとか、そーゆー気持ちよりも、

この男性が純粋に「興味の対象」になった。

しゃべり方がとても丁寧で優しく、

敬語の使い方が過不足無く、

知的な雰囲気に好感が持てましてん(^_^;)


そんな気持ちを察したのか、男性が言った。

「どうです。私と厳島神社に行きませんか?」


厳島神社は、近くの聖通寺山の山腹の寺。

ただ、歩いて行くには30分以上かかるし、

時間は夜の9時過ぎ。あたりはも~真っ暗。

しかも僕は足を怪我して出血してる状態。


「すみません。でも、今夜は遠慮します」

「私は、あなたを気に入ったんですが…」

「それはどーも。まあ、怪我もしてるし…」

「そうですか? 行きませんか?」

「ええ、母も心配してるでしょーから^^」

「そうですか。それは、実に、残念です」


結局、男性は顔をいっさい見せないまま

暗闇の中にてくてくと歩いて行った。


男性と別れて、とりあえず駐車場に戻り、

車の中で見たら白いジャージが血だらけ。

ちょっと破けかけてた。゚(T_T)゚。


家に戻り、母親に一部始終を話してから、

とにかく傷口を洗おうと風呂場へ。

の染みが広がったジャージを脱ぎ、

血が固まりかけた傷口に

思い切ってシャワーの水を当てる。

「あひっ(T▽T;) …あれ?」

ぜんぜん痛くないんだなこれが。

べっとりのも、キレイに流れていく。

…と、言うか、

なぜか、ぜんぶ流れ落ちちゃった。

「( ̄^ ̄)? …??」


眼鏡をかけてよーく膝を見てみる。

「?」

そこにはぱっくり開いた大きな傷口!

…どころか、

どこを見ても、どこを触っても、

傷ひとつ、ありませんでしてん。