でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -250ページ目

論理学にタテついてみる

「論理学」



孤独な学問。


そらロンリー学やがな。


…( ̄▽ ̄ )


いまいちつまんなかったですね。




芸術専門学校のカリキュラムに


この「論理学」がありましてん。


講師は、こじゃれたスーツ姿の、


しかしどこかチャイニーズマフィアの…


背広を作っている仕立て屋さんみたいな


まことにサエない人やった。



先生は教科書を開くこともなく、


いきなり黒板の左の方に男と亀の絵を描き、


右側に「GOAL」と書かれた旗を描いた。


これがヘタでヘタでσ(^_^;)



そして、「論理学」の授業がついに始まった。



アキレスと亀


韋駄天のアキレスと、のろまな亀の徒競争。


ハンデを貰った亀が、先にスタートする。


「どもー、お先~」


わっせ、わっせ、わっせ…


しばらくしてアキレスが走り出す。


「いくでごわす」


どわわ~~~~!


さてアキレスが亀に追いつくには


まず、先に亀が走った距離の半分の地点を


通らないといけない。


「ふんふん、理屈はそやね。はい、通過~」


次にアキレスは、残り半分の、


さらに半分の地点を通過しないといけない。


「ま、残り1/4地点ってことやね。そりゃそーだ」


残り半分の、半分を通過した後、アキレスは、


さらに残りの半分の地点を通過する必要が…


「おーおー、どんどん迫ってきてるねー」



実は迫ってきてないんだなこれが(^^ゞ


この六つでアキレスは、亀が走った距離の


さらに半分→さらに半分→さらに半分→


これが「無限」に繰り返されていく。


アキレスは、無限に続く半分の地点を、


無限に通過しないといけない。


つまり、アキレスはどんなに頑張っても、


絶対に亀には追いつけないわけ。



…とゆーオハナシやった。



「なんやこれ( ̄_ ̄ i)??」



教室に蔓延する???マークを気にもとめず


怪しい仕立て屋の講義は続く。


「実はもっと分かりやすい話があるの」



矢と的


あなたは、数m先の的に向けて矢を射った。


矢はびゅん!と飛んで的にぐさりと命中!


わーいわーい:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


ところがどっこい、論理学の世界では


そーはいかないらしい( ̄□ ̄;)



もぅ、いけず( ̄ー ̄;


矢は、的までの距離の半分の地点を…


また例のアレですな(-"-;


的までの半分の地点を通過…する前に、


さらに半分の地点、


その前にさらに半分の地点を、


その前にさらにさらに半分の地点を、


通過しないといけない。


┐( ̄ヘ ̄)┌


これが無限に続いていくわけやから、


矢は決して的に刺さることはない。



「うーむ( ̄∩ ̄i)」


これはどーゆーことを示唆してるんでしょ?



弟子は決して師匠を超えることはできない?


植村直己さんは決して山頂には立てない?


あかつきは金星軌道には乗れない?


…これは違うか。 ごめんなさいm(_ _)m



僕は決して毎朝会社には出勤できないし、


その前に自分の車にもたどり着けない。


ベッドから降りることもできへん。


空気は決して僕の肺には届かないし、


目覚まし時計の針は動けないわけだ。


分子のブラウン運動も止まる。



なんかアカデミックになってきたな。


 

もーちょっと付き合ってくださいm(_ _)m



ロケンローラーの魂の叫びは聞こえへんし、


痴漢の手はスカートの中に入れへんし、


あなたの愛の言葉も愛する人には届かない。


…赤ちゃんも生まれない。



わーお。人類滅亡の危機( ̄0 ̄;



どうでしょう( ̄へ  ̄


ここはひとつ、アキレスさんに頼んでみよう。



論理学上、アキレスが亀に追いつけないのは


自明の理であります。


ではでは( ̄▽+ ̄)


アキレスがどわー!っと走っていって、


「お、そろそろ亀に手が届きそーやがな」


と思った瞬間!


さっと手を前に伸ばし、


亀の甲羅をがっし!と掴み、


おへそに力を入れて踏ん張って、


「とうっ!」


ビューン!と亀を後方に投げ飛ばすっ!


亀は後ろへと飛んでいき、


ついにアキレスが亀を追い越したっ!


人類の勝利!


わーいわーい!


これで未来は僕らのもの。わは、わはわは。



しかし、論理学の先生は静かに言うのです。



「アキレスがいくら手を前に伸ばしたとしても、


 その指先は決して亀には届きません。


 仮に亀に手が届いて投げられたとしても、


 亀がアキレスの後方に飛んでいくには、


 飛んでいく距離の半分の、さらに半分の…」