でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -233ページ目

家庭教師の電話勧誘を撃退せよ

「もしもしo(^▽^)o」


「はい、もしもし」


「あ、こんばんわーo(^▽^)o」


「あ、ども。こんばんわ」


「あの、ご主人様でいらっしゃまいますか?」


「んー…違いますね」


「これは失礼しました。えーと…」


「この家で言うところの『父親』です」


「はあ。ということはご主人様ではないかと」


「まあそんなもんと言えばそんなもんです」


「あ…はぁ。え…? あ、あははは」


「…」


「あはは…。あ、の、失礼しました」


「いえいえ、ウケていただいて嬉しいです」


「あの、高校2年生の息子さんの、

 お父様でいらっしゃいますね?」


「いらっしゃいますか…などと敬語を使われる

 身分ではないですが、そうです」


「あ、どもー」


「面倒くさいと思われてます?」


「いえいえ、まさか。 で、あの~」


「はいはい」


「このたびですね、わたくしども、

 学生による家庭教師のご案内で…」


「わざわざお電話してきていただいた、と」


「いえそのー、わたくしこそ敬語を使われる
 ような身分ではないのですが」


「…お」


「もしもし。あの、し、失礼しました(・_・;)」


「いえいえ。たいへん素晴らしいボケ返しでした」


「これはども。いえ、その、家庭教師をですね」


「うちの息子って、家庭教師が必要なくらい
 勉強のレベルが低いんですかね?」


「と、とんでもない。そういう意味ではなくて」


「と、申しますと?」


「いえ、そのー、すでに同級生のお友だちも、
 わたくしどもをご利用いただいていまして」


「僕の友だちですか?」


「は( ̄_ ̄)。 いえ、息子さんのお友達です」


「だいぶ面倒くさくなってきました?」


「いえいえ、とんでもないです」


「高校2年生の家に順に電話かけてるんですか?」


「はい。そうしています」


「それはあれですか、勉強できなさそーな生徒を

 ピックアップして」


「え? いえいえ、そんなことは決して」


「と言いますか、まあ、ビジネス的に考えるなら

 そーした方が絶対に効率いいと思うんですが」


「まあ、そーいうことになりますね」


「そーゆーことなのです」


「ちなみに、それはどーすれば分かりますか?」


「まず、高校の正門の前に立ってですね」


「はいはい」


「出てくる生徒に順番にですね」


「はいはい」


「英語でめちゃめちゃ無礼な罵声を浴びせる!」


「…う」


「または、AKB48の『会いたかった』の曲に乗せて、

 フェルマーの最終定理を読んで反応を見る!」


「…」


「どう?」


「そんなことしたら、向こうのアタマを調べる前に

 こちらのアタマが疑われます(-"-;」


「あはは。あなた、なかなか頭の回転いいですね」


「ありがとうございます」


「そーゆー人、大好きなんですよ、僕(^▽^)」


「あの、そーゆー話は置いといてですね」


「うちの子、1年の頃から塾に通ってるんですよ」


「そーなんですか。通われるのも大変でしょう」


「毎晩、10時過ぎに迎えに行ってます」


「わあ、それはお困りではないですか?」


「は?」


「は?」


「年頃の息子としばらく二人っきりで話が出来て、

 たまには一緒にご飯でも食べに行って…」


「はいはい」


「こんなに有意義な時間はないと思ってます」


「…そうですか」


「ちょっと残念でした?」


「いえ、全然( ̄^ ̄)」


「それに、家ではカミさんが横について教える

 家庭内家庭教師の時間もあるんですよ」


「…」


「もしもし?」

「…お父さんっ!」


「は、はい( ̄_ ̄ i)」


「そんなことではダメだ…と、わたくし思うんです」


「おー、急に元気になりましたねー(^-^)」


「あのね、お父さん。問題は『レベル』なんですよ」


「ラベルですか」


「レベルです( ̄^ ̄)!」


「冗談です」


「…。

 お母様が教えていらっしゃると言っても、
 お母様はお母様であって、プロではありません」


「料理はプロ並みなんやけ…」


「お母様はプロではないのです!」


「あ、ごめんなさい」


「我々は、優れた教え方を、経験と独自のメソッドに

 よって身に付けた集団なのです!」


「ほおほお」


「まるで学校にいるかのように、教えるプロが

 家で指導させていただくことが出来るのです!」


「なるほどなるほど」


「今、お母様が教えていらっしゃる環境をですね」


「はいはい」


「この際、そのレベルに上げられてはどうかと」


「はあ。つまり、カミさんでは頭のレベルが低いと」


「…いえ、そーゆー話ではなくて」


「ま、つまりは、学校の教師レベルの学生さんが

 きっちりとつきっきりで勉強を見てくれると…」


「…えーと、はい、まあそういうことになります」


「母親ではレベルが足りてないわけですね」


「まあ、正直言わせていただくと、そういうことです」


「ほおほお」


「はいはい」


「うちのカミさん、元教師ですねん」


「は…」


「以前、中学校の教師やってたプロですねん」


「あら…あー、そうんなんですかー」


「ちょっと残念でした?」


「…ちょっと残念でした」


「そうですかー。残念でしたか( ̄v ̄)」


「残念です」


「ははは。…で、どうです?」


「はい?」


「もうちょっと、僕とお話ししませんか^v^?」