でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -206ページ目

27年前の初体験…ワープロ

ワープロ。

知ってます?


「てめ、ぶっとばっそ」


すんません、ごめんなさい。


ただ「ワープロ専用機」ってものになると、

今の若い人は見たことないでしょ?


ラップトップPCとそっくりな形してて、

後ろ側にサーマルプリンタが付いてるやつ。


「お~!知ってる知ってる」


そーゆー方、いやいやまだそれは新しい。

その前は、四角いずんぐりむっくりした

卓上ミシンのケースみたいな形してて、

前面のふたをへこっと開けると、

それがキーボードになってて、

本体のCRTモニタとFDDが現れるやつ。


「おー、あったなー、そんなの」


いやいやなんのなんのそれでもまだ新しい。

僕が初めて触った日本語ワープロは、

今のMacProよりもずっと大きくて、

オフコンみたいに専用の机がどかん!とあり、

足元に本体、卓上にモニターとキーボード、

横にででん!とプリンターを置く…とゆー、

まー巨大な機械でしてん。



27年前の1月の終わりのこと。

勤めてた会社が組織変更することになって、

監督官庁に提出する膨大な資料の製作に、

とんでもなく経費がかかることが分かった。



「どないしよう。はい、こーしましょう」


…と、上層部の思いつき…かどーかしらんけど、


当時まだ新人やった僕に任務が回ってきた。


「今からワープロ覚えて、資料を作りなさい」

「へ?」


ワープロがいまいち何かも分からん男が、

いきなりそーゆー指示を受けたわけです。

とりあえず、ワープロとゆーものを見てみる。


ででん!


「( ̄_ ̄;)←キーボードすら触ったことない」


シャープの書院。


今のPCしか知らない人には伝えにくいけど、

「文字打つだけやのに何でこんなデカいねん」

…としみじみ思うぐらいたいそうな機械やった。


ハードディスクなんて便利なものはなく、

5吋フロッピー起動で5吋フロッピー保存。

グリーンCRTは15吋(当時としては大きい)。


そこから僕の苦闘が始まったわけです。


当時のワープロは、当然"WYSIWYG"未搭載。

実際にプリントされるものと同じよーに

画面にきちんと表示されるわけじゃないんで、、

例えば表を作っても、プリントしてみないと

線がどうつながってるかわからへん…とゆー

なかなかカンドー的に原始な世界なの(T_T)


「てめこのワープロ俺は負けんてめてめ」


メゲたり泣きかけたりぶっ壊しかけたりしつつ、

ま~人間ってのはなかなかよくできたもんで、

1週間もすれば、それなりには使えるよーに

僕も進化しましてん( ̄v ̄)



で、2か月がたった3月の終わり。


僕はほぼ毎日のよーにワープロで作業して、

資料の作成も後半戦に差し掛かったある日。


僕は前日はロケがあって会社に出てなくて、

2日ぶりに、可愛いワープロちゃんの前に

でん!と座りますと、なにやらメモが。


「フロッピー、壊れた」


( ̄_ ̄)?? ←状況が呑みこめない。


全データが入ってる5吋のフロッピーを

本体のソケットに差し込んでみる。


んぎぎぎぎぎぎぎぎぎ…。 

しーん。


( ̄_ ̄;)う。


つい最近まで使われてた3.5MFDの場合は、

プラスチックケースにしっかり守られてるけど、

当時主流の5吋FDは、紙で出来たペラペラの

収納ケースに入ってるだけなもんで、

差し込み方を間違えると「めこっ」と折れる。


ヘタしたら折り目が付いてしまう。


鶴が折れたりする。


んなことゆーてる場合やない。


僕の休みの間に、同僚が勝手に触ってしまい、

「めこっ」とやってしまったらしい(T_T)

ハードディスクなんて便利なものもなく、

バックアップ保存とゆー考え方すらなかった。

2か月の苦労がすべて水の泡。


(T_T)えーん、えーん


結局、会社の資料は専門業者に外部発注して

なんとか間に合ったわけですが、

僕はも~、こてんぱんのけちょんけちょん。


「こんだけ怒られたら僕はどーなるんやろ?」


そー思うぐらいめちゃめちゃ怒られた。



あはん。今となっては懐かしい思い出。



しかしながら今になって考えてみるとですね、

会社はリソーシングで大きな負担をしたけど、

別に僕のお腹が痛んだわけじゃない( ̄_ ̄)


それどころは僕は、人よりもずいぶんと早く、

デジタルな機器に触れて、使う面白さを知って、

今もなお、当時の経験の恩恵にのおかげで

こーゆー仕事が出来てる…。


これってつまり、僕の一人勝ち(^o^)?


わーいわーい。
 ←ひどい男