でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -204ページ目

四月バカ放送事故決行作戦

いやいや、エイプリルフールですねー( ̄▽ ̄*)


昔は「四月ばか」と身も蓋もない言い方してた。


とは言っても、奥的には、エイプリルフールには

あんまりいい記憶がないんですの。


中学の時、ちょっと好きだった女の子に

「君は人畜無害だから、一緒に映画に行かん?」

と、単なるボディガード&ヒマつぶし要員として

映画に誘われて、そらも~泣きそーなの我慢して

「…うん」

って言ったのはエイプリルフールやった。


高校時代、付き合ってた女の子から冗談っぽく

「う~ん、別れるんにはちょうどええ日やん」

と、ワケ分からへんままにフラれたんも

やっぱり四月バカやった。



もーやめやめ(T_T)



でわでわ、もう20年も前の、CATV時代のおハナシ。



僕が勤めてたのは、香川県第1号の民間CATVで、

全国的にも早い段階で自主放送をやってましてん。


今でこそハイビジョン動画をコンピューター管理で

ストレージからO.A.とゆー高度なことやってるけど、

開局当時はそれはそれは原始ワールドやったの。


通常はUマチックテープの素材を自動で放送して、

サブ経由の生放送の時には「送出切り替え器」で

放送する信号を手動で切り替える。


これがなかなか困ったちゃんでしてん(T_T)


切り替え器っても、要は簡易なスイッチング装置。

前面にある小さなスイッチを「ぷち」と押すだけ。

これで、生放送に切り替わる。


「なんや、ぜんぜん簡単やん( ̄v ̄)」


みなさんそう思うでしょう。

えーい、なおれなおれ。


これがなかなかのクセものやったのじゃ。


ミョーな癖を持ってて、

巧く操作しないと、いったん生放送に切り替えても、

自動復旧機能」が勝手に働いてしまって、

またテープ側に切り替わっちゃう。

しかも、テープは止まってるから映像信号がない。


どーなるか?


かんたんかんたん( ̄v ̄)

カラーバーと、信号音がぴ~って流れるわけです。


わははは(^o^)


わろてる場合とちゃいますがな。


いやほんと、開局時はこの事故が実に多かった。

ニュースの生放送中(僕がキャスター^^)やのに、

「ぴ~」って音とカラーバーが流れちゃう始末。

黎明期のCATVは毎日がそんな闘いでしてん。


すりりんぐ~~( ̄o ̄;)


ある年の4月1日。上司からこんな相談があった。


「エイプリルフールやから、面白いことせん?」


そらも~こーゆーのは大好きな僕でありますから


「やりまほやりまほ」


いろいろ悩んだ挙句、「開き直っちゃおー!」と

問題のカラーバーを、逆にネタに使うことに決定。



【作戦】

 夕方のニュースの時間になると、いきなり画面が

 カラーバーになる。
 
 そこに僕がワイプで登場。
 

 「これはカラーバーと言って、お宅のテレビの

  画面を調節するためのものです」

 そこから、テレビの色合い調整方法を説明する。



「よしよし、やろやろ」

「わははは。知りませんよ、上に怒られても(^_^;)」

「君ももう共犯者ですがな( ̄_ ̄)」

「なんもしてませんですがな( ̄_ ̄)」


いよいよその日の夕方。

どきどきしてスタジオに入ってスタンバイ~^o^


…が。

ニュースの本番開始まであと1分ってタイミングで、

なぜか普段はそこにいない社長がサブに現れた。


「お? なんで画面がカラーバーなん?」

「…えーとー( ̄_ ̄;)…実は、ですね~」


社長に問い詰められて、上司は素直に作戦を白状。


「どあほ~~!」


社長のひっくり返り気味の怒鳴り声。


残念ながら、作戦は決行直前で未遂に終わった。


「ごめん、通常通りの放送で行きます」


上司は実に残念そうにスタジオの僕にそう伝えると、

手探りで「送出切り替え器」のスイッチを押した。


ぷち


押し方が悪かったらしい。


ぴ~~~~


カラーバーが流れた。