青春の悲喜劇 in 小豆島ロケ
僕、TVプロダクション新人時代の最初の2年間は、
地方自治体の広報番組のディレクターさんでしてん。
岡山市、岡山県、香川県、高松市、坂出市…
雪の山間部や島での泊まりロケとか、
面白い経験をいっぱいさせていただきましてん。
m(_ _)m感謝感謝。
さて、香川県の広報で、小豆島ロケに参加した時のこと。
島の産業を紹介する内容で、企業さん数件をロケして、
その日、最後にお邪魔したのが町の鉄工所さんやった。
すごく親切で面白い社長さんにインタビューして
無事にロケは終了しましてん。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:わーいわーい。
帰りのフェリーでのことーーーーーーーーーーーーーー
瀬戸内海に沈んでいく夕日があまりに綺麗なんで
「ぜひ写そ~!」…とゆーことになって、
カメラマンさんと一緒にフェリーのデッキに出て、
撮影の準備を始めましたの。
「おーい、テープはまだ残ってる?」
「あ、この中の…最後のがまだ半分あります」
僕が、テープの入ったバッグを渡そうとしたら、
ちょうど伸ばしてきたカメラマンの腕にぶつかって、
はずみでバッグが宙を舞った。
「わ」
「わ」
床に落ちたバッグから、テープが1本飛び出た。
「わ」
「わ」
オレンジ色の紙ラベルの入ったUマチックテープが、
夕日でさらに鮮やかにオレンジ色に染まりながら、
同じオレンジ色をした海面へ。
「わ」
「わ」
ちゃぽん。
「…」
「…」
もはや2人に言葉もなく、撮影済み取材テープは、
金色の波間をちゃぷちゃぷとのんきに浮かんで、
どんどん遠くに去っていったのでございました。
(T▽T;)
結局、最後の鉄工所の部分の再ロケを後日敢行。
「ま~、人生、いろんなことがありますよ」
社長さんは、平謝りの僕に笑ってそ~言って、
全く同じ再インタビューを快く引き受けてくれた。
「でも、3度目の取材には来ないでくださいよ(^o^)」
「へへ~~m(u_u)m」
納期ギリギリの撮影をなんとか終わらせて、
「ほ~( ̄. ̄;)よ…よかった…」
…とぐったりと車に乗り込んだ僕を、
社長さんは手を振って送り出してくれたのです。
あの姿は忘れんな~。
ほんまに感謝感謝でしたm(_ _)m
…が。 まだまだ話しは続くんだなこれが。
それから約5年が経過ーーーーーーーーーーー
小豆島での情けない失態をトラウマに抱えながらも、
CMや地方バラエティの製作をやってた僕に、
ふたたび小豆島ロケのお仕事が回ってきましたの。
バラエティ番組の1コーナーのENGカメラマン。
「おーし!リターンマッチじゃ待ってろ小豆島!」
身勝手な対抗意識を燃やしつつ、フェリーで島に到着。
「ふふふ、懐かしいゼ、この光景( ̄_ ̄)」
今回の取材内容は、体験乗馬もできる馬の牧場さん。
「ほおほお小豆島で馬の牧場ですかー」
そうプロデューサーのIさんに訊いたら、
「本業は別にあって、工場の裏に牧場があるらしいよ」
「…実は僕、小豆島でやーな失敗の経験がありましてね」
5年前の事件を話したら、スタッフみんな大笑いしてくれて、
めちゃめちゃ僕もノってきたわけです。
「( ̄▽+ ̄*)よーし、今回のロケはうまくいきそーや」
やがて車はある建物の前に停まった。
「…あら( ̄_ ̄;)」
動揺する僕に、Iさんが言った。
「目的地に着いたで~。…ほら、あの人が牧場の人や」
5年前のまんま、鉄工所の社長さんが手を振ってた。
地方自治体の広報番組のディレクターさんでしてん。
岡山市、岡山県、香川県、高松市、坂出市…
雪の山間部や島での泊まりロケとか、
面白い経験をいっぱいさせていただきましてん。
m(_ _)m感謝感謝。
さて、香川県の広報で、小豆島ロケに参加した時のこと。
島の産業を紹介する内容で、企業さん数件をロケして、
その日、最後にお邪魔したのが町の鉄工所さんやった。
すごく親切で面白い社長さんにインタビューして
無事にロケは終了しましてん。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:わーいわーい。
帰りのフェリーでのことーーーーーーーーーーーーーー
瀬戸内海に沈んでいく夕日があまりに綺麗なんで
「ぜひ写そ~!」…とゆーことになって、
カメラマンさんと一緒にフェリーのデッキに出て、
撮影の準備を始めましたの。
「おーい、テープはまだ残ってる?」
「あ、この中の…最後のがまだ半分あります」
僕が、テープの入ったバッグを渡そうとしたら、
ちょうど伸ばしてきたカメラマンの腕にぶつかって、
はずみでバッグが宙を舞った。
「わ」
「わ」
床に落ちたバッグから、テープが1本飛び出た。
「わ」
「わ」
オレンジ色の紙ラベルの入ったUマチックテープが、
夕日でさらに鮮やかにオレンジ色に染まりながら、
同じオレンジ色をした海面へ。
「わ」
「わ」
ちゃぽん。
「…」
「…」
もはや2人に言葉もなく、撮影済み取材テープは、
金色の波間をちゃぷちゃぷとのんきに浮かんで、
どんどん遠くに去っていったのでございました。
(T▽T;)
結局、最後の鉄工所の部分の再ロケを後日敢行。
「ま~、人生、いろんなことがありますよ」
社長さんは、平謝りの僕に笑ってそ~言って、
全く同じ再インタビューを快く引き受けてくれた。
「でも、3度目の取材には来ないでくださいよ(^o^)」
「へへ~~m(u_u)m」
納期ギリギリの撮影をなんとか終わらせて、
「ほ~( ̄. ̄;)よ…よかった…」
…とぐったりと車に乗り込んだ僕を、
社長さんは手を振って送り出してくれたのです。
あの姿は忘れんな~。
ほんまに感謝感謝でしたm(_ _)m
…が。 まだまだ話しは続くんだなこれが。
それから約5年が経過ーーーーーーーーーーー
小豆島での情けない失態をトラウマに抱えながらも、
CMや地方バラエティの製作をやってた僕に、
ふたたび小豆島ロケのお仕事が回ってきましたの。
バラエティ番組の1コーナーのENGカメラマン。
「おーし!リターンマッチじゃ待ってろ小豆島!」
身勝手な対抗意識を燃やしつつ、フェリーで島に到着。
「ふふふ、懐かしいゼ、この光景( ̄_ ̄)」
今回の取材内容は、体験乗馬もできる馬の牧場さん。
「ほおほお小豆島で馬の牧場ですかー」
そうプロデューサーのIさんに訊いたら、
「本業は別にあって、工場の裏に牧場があるらしいよ」
「…実は僕、小豆島でやーな失敗の経験がありましてね」
5年前の事件を話したら、スタッフみんな大笑いしてくれて、
めちゃめちゃ僕もノってきたわけです。
「( ̄▽+ ̄*)よーし、今回のロケはうまくいきそーや」
やがて車はある建物の前に停まった。
「…あら( ̄_ ̄;)」
動揺する僕に、Iさんが言った。
「目的地に着いたで~。…ほら、あの人が牧場の人や」
5年前のまんま、鉄工所の社長さんが手を振ってた。