でぶるまんしゅーじですねん(間もなく閉鎖) -162ページ目

風邪と涙とパトカーな元日

長男が風邪ひいて熱出しましてん( ̄_ ̄;)


でも今、高校最後の大会になる総体の真っ最中。

サッカーは負ければすべてが終わるから、

本人としてはやっぱり全試合に出たい。

でも、学校休むと週末の試合に出れない。


「い…行ってきまふ( ̄o ̄;)」


朝、へろへろで登校して行ったのでございます。



ふと20年前の元日の記憶が蘇りましてん(^_^)



僕が勤めてたCATVでは、毎年の恒例特番として、

大晦日の深夜から『初詣生中継』をやってた。

いわゆる「ゆく年くる年」の超ローカル版で、

スタジオと、市内の神社やイベント会場とかを

中継で結んで、どわどわレポートでつなご~!

とゆ~、ゴーカ2時間の生放送。



CATVを退職した後も、僕は外注スタッフとして

ディレクター兼スイッチャを担当してた。

複数の現場、数十人のスタッフに指示をして、

思うままに番組を進めることが出来たんやから、

「これやからディレクターは辞めれまへん^o^」

なかなかに面白い仕事やったですの(^o^)


…これが甘かった( ̄_ ̄)


ある年の大晦日。"初詣生中継"放送3時間前。

準備を終え、スタッフ全員でうどん屋さんに

『成功祈念年越しうどん』を食べに行くのが

恒例行事でしてん。


「おーし、今年はごーせーに天ぷらうどん!」


僕も気合入れて局を出て行こ~としたら…


「あら( ̄o ̄;)??」


なぜか立てれへん。ロビーででんぐり返った。


「…め、めまいがしますはらほろひれはれ」


全身が重く、高い熱が出てるのが分かる。


「まずい…けど、倒れるんはもっとまずい」


ギリギリの人数でやるのがCATV流やから、

僕が1人抜けるだけでも致命傷になっちゃう。


「とりあえず…バレんよーに寝よう( ̄. ̄;)」


ちょい寝不足で…とワケのわからん言い訳して

独りでアナブースでごろりと転がった。


「ぜぇぜぇぜぇぜぇぜぇぜぇぜぇぜぇぜぇ」


息エラい頭イタいめまいする動悸する…


「まずいまずいまずいまずいまずい…」


しかし、寝てるだけで元気になるハズもなく、

やがて放送1時間前…


とりあえず、サブスタジオの送出卓へ座って

意識モーローのまま、リハーサルを終了。


「大丈夫ですか?」


助手の女性スタッフが心配そ~に訊いてくる。


「僕ってダイジョウブそうに見えます?」

「いえ。全然ダイジョウブそーじゃないです」

「ですよね。…全然大丈夫じゃないです」


…そーこしてるうちに、本番が始まった。


ここからの2時間は、すさまじい状況でしてん。

椅子に座っててもツラくて、涙が止まらない。

立ったまま現場に指示して、映像切り替えて、

VTR送出して、CM流して、また指示して…



実は、放送開始早々から、ほぼ記憶がなくて、

ふと我に返って時計見たら終了5分前…とゆー

いまでもどーやって続けてたのか分からない。


( ̄o ̄)いやこわー。


とにかく、倒れることなく、無事に本番終了。



片付けを任せて、終了後恒例の宴会も辞退して、

「ずびばぜん。ぼぐ、がえでぃばず…( ̄. ̄)」

「は('_';)?」

「がえでぃばず( ̄. ̄)」

「あ、帰るんですね(^_^;) 気を付けてどうぞ」

「は…い( ̄. ̄)」



当時は新婚さんで、国分寺町に住んでたけど、

車の運転が出来るハズもなく、

「と…とりあえず…坂出に実家に避難しよう」

CATVから実家まで歩いて約5分の距離どえす。


ところが、寒風吹きつける外に出た瞬間、

緊張の糸がぷっつーん!とキレちゃいまして、

世界が回ってるのか自分が回ってるのか、

歩いても歩いても前へ進まんのですよこれが。


そのフィナーレは…


歩道で仰向けになりぜえぜえ言ってるところを、

偶然通りがかったお巡りさんに発見された僕は、

数百m先の実家までパトカーで運ばれる…という、

僕の人生の歴史に深く深く刻みつけらた、

晴れの元日を迎えたのでございましたm(_ _)m