竹島の日 | 野村孝博のブログ

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 本日が「竹島の日」ということは聞いたことがありましたが、由来等、きちんと調べたことがありませんでした。いや、「竹島」についても、韓国に実効支配を許している状態だということくらいしか知らないので、少し調べてみました。

 

 「竹島の日」は2005年に島根県が「竹島の日を定める条例」によって定められました。日露戦争中の1905128日に明治政府がこの島を「隠岐島司ノ所管」と閣議決定し、「竹島」と命名しました。「隠岐島司ノ所管」の意味が良く分からなかったのですが「島司」とは行政の役職で、その島を取り仕切る方だそうです。「竹島」が隠岐島の島司の所管にするという閣議決定だということですね。この島司という役職は大正15年に廃止になっています。

 

 同年215日にこの閣議決定が告示され、新聞にも掲載されたため、一般に伝わり、222日に島根県知事が、閣議決定を受けて「竹島」を官有地台帳に登録したことから、222日を「竹島の日」としたそうです。毎年この日に式典が行われているそうで、昨年の式典のプログラムを確認してみると、「『竹島の日』記念式典 竹島・北方領土返還要求運動県民大会」というタイトルでした。関東に住んでいると、こうした意識は薄くなってしまいがちですが、やっぱり地元の方の当事者意識と言うのは強いということでしょう。来賓に中野英幸、新藤義孝、島尻安伊子、重徳和彦、前原誠司と5名の衆議院議員が名を連ねており、新藤義孝は「日本の領土を守るため行動する議員連盟会長」とのことでした。新藤さんには、選挙区の川口のこともしっかりやって頂きたところです。LGBT法案などに血道をあげているようなところを見てしまうと、どこまで本気でこうした議連の会長をやっているかと思ってしまいます。

 

 一色正春氏のXには、1952年に韓国が国際法に反し一方的に公海を自国領土であると主張した後、無警告射撃による死者を含む数十名が死傷、拿捕された漁船300隻、拉致監禁された漁民4000人とありました。別なサイトには「国際法の慣例を無視した李承晩ラインを設定」とありましたが、この「反し」と「慣例を無視した」はなんとも微妙です。先述した死傷、拿捕、拉致監禁の被害は李承晩ライン越境を理由にしたものだそうです。その翌年以降独島義勇守備隊が駐屯し、以後不法占拠しているとのことです。「加治隆介の議」には「竹島は無人島」って書いてあったような記憶があり、2012年の李明博大統領が上陸したあたりから占拠されているのかと思っていましたが、こんなに前からやられているとは思いませんでした。遺憾砲ではなく、行動してほしいものです。