骨粗鬆症の概念・定義 | 野村医院@横浜市のブログ

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はじめまして!!横浜市栄区にある整形外科医院
”野村医院”のスタッフによるブログです。
皮膚科、耳鼻科、内科の専門医も非常勤勤務しており
周辺地域に根差したクリニックです。

こんにちは 野村医院です

 

新年度が始まって

色々と環境が変わったかと思います。

野村医院では今年も綺麗に【栄香桜】が咲きましたスター



 

私は去年の4月から当院にて勤めていますので、

こちらの栄香桜はお初にお見えでしたが、

なんとも色が綺麗で、圧巻でしたキラキラ

 

実は耳鼻科のある2階からは上から桜を見れるので

また一興かと思います。

 

そんな話をした後ですが、

今回のテーマは

骨粗鬆症の概念・定義

について記載していきます。

 

骨粗鬆症の概念は

 骨折危険性が増大した状態であることを

示しています

 

また、WHO(世界保健機関)から定義か提唱されていて

せっかくなので記載しておきます(※日本語訳)

 

低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし

骨の脆弱性が増大し

骨折の危険性が増大する疾患

 

 

これらを踏まえると、実際の診療では

個人の骨折危険因子と病態を個別に評価し、

それに基づいた総合的評価を行うことが重要になります。

 

骨粗鬆症では骨折をきたし、その結果として

身体機能の低下、運動機能障害と内臓器障害をきたし

ADLとQOLを低下させ、重症では寝たきりにいたるガーン

 

つまり骨粗鬆症の予防と治療の目的は

骨折を予防するだけでなく

骨格の健康とQOLの維持改善をはかることになるんです!!

 

 

当ブログでは今後も骨密度に関する情報を記載していきます

また、当院では骨密度検査を行うことで

骨強度と骨質の両方を評価出来る新しい装置が導入されました

自身の状態がどうなのか気になるから調べてほしいという方や

まったく測定したことない方で横浜市栄区周辺にお住まいの方は

是非一度来院してみてください

 

自身の骨密度を把握して健康寿命を延ばしていきましょう!!

 

 

 

補足になりますが

日本における原発性骨粗鬆症の診断は

脆弱性骨折のあり、なしに分けて

骨密度と既存骨折に着目した基準になっていて

「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2011年版」における

薬物治療開始基準と合わせています。