去年今年貫く棒の如きもの
~ 虚子 ~
昭和25年、高浜虚子76歳の作といわれる有名な句です。
この句に対して、孫の稲畑汀子さんは「これは観念的な理屈を
言っているのではなく、禅的な把握なのである」と述べておられる。
これを“本歌取り”して、現在の私の気持ちを表せばこのようになるで
しょうか。
去年今年流れる水のやうなもの
~ りんどう ~
あるがままに…。逆らうという気持ちが日々、失せていくといった
感情ですね。
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ところで、「暮れ」から「元旦」にかけての風景です。
●令和元年12月30日夕、買い物に出かけた上野・アメ横で
●令和2年元日朝の空
わが家のマンションから東京湾がある東方面を望む
(記 2020.1.1 令和2)