●【防災】地域や年齢、家族構成によって変わる災害への温度差
このところ、地震が続いていて、時期的なこともあり、どうしても思い出してしまいます、2011年のあの日、東日本大震災のことを。
会社から歩いて帰宅したときの教訓から、職場にスニーカーを置いておくことを覚えました。
ですが、20代後半の同僚たちはいまひとつ、ピンと来ていないもよう。
「え?そんなこと(歩いて帰る)あったんですか?」
いまから13年前、というと彼らは…10代前半?
しかも西日本出身だった。
だからピンとこないのも頷けました。
それで思い出したのが、以前、お片付けのサポートをさせていただいたお宅でのやりとり。
2歳のお子さんがいる妊婦さんで、産休に入ったタイミングで片付けのご依頼をいただいた際、非常用品がまったくなくて(;゚ロ゚)
小さいお子さんもいることだし、妊娠中だし、せめて水だけでも用意しておくことをおすすめし、非常用品置き場を玄関近くに確保しました。
そのときも、そして今回もですが、災害に対する温度差?みたいなものを感じましたが、なんとなくその理由、分かる気がするんですよね。
地域や年齢、未婚か既婚か、子どもがいるかいないか、などの状況が違えば、災害への感心度合いも違うんだってことに。
被災地と自分が住む地域が離れていれば、たとえそれが国内で起こったことであっても自分ごとになりにくいし
未成年の子どもならそばに親がいる安心感がある分、反対に「遠いどこかの話で自分には関係がない出来事」でしかない。
また、自分が成人でも、独身で自分だけならなんとかなっても、小さい子がいればオムツや子どもが食べられる食べ物、飲み物などの不足は、即、影響が出る。
あのとき、わが子は3歳。
オムツや離乳食こそ卒業していたけれど、まだまだ子どもに手がかかる時期だったこともあり、子どもの備えの不十分さを痛感しました。
自分が困ったから、つい、小さいお子さんがいるおうちに防災用品の備えを勧めてしまうお節介おばさんです(^^ゞ
阪神淡路大震災(1.17)、東日本大震災(3.11)、そして関東大震災(9.1)のタイミングで災害への備えの大切さをブログで繰り返し伝えているのも、このお節介が発動しているからなのです(笑)
東日本大震災から13年目。
災害対策、できていますか?
非常用の水や食料は準備されてますか?
この機会に点検してみませんか?
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東京・港区
親・子の片づけマスターインストラクター
整理収納アドバイザー
野村高子(のむらたかこ)
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