●片付けるとは自分を大切にすること
毎週、録画しているTV番組がいくつかあるのですが、
BS朝日の「ウチ、”断捨離”しました」も楽しみにしているプログラムの一つ(^-^)
ビフォーアフターはもちろん、すごい変わりようなのだけど、それ以上に「心・考え方の変化」に見入ってしまいます♪
先週・今週は”番組史上最強”とか”難攻不落”といわれたお宅の片付け。
2回に分けての放送でした。
いやぁ、見応えあったわ~。
お母さんがとにかく、「もったいない」を連呼して、モノをためこむためこむ。
いまにも雪崩を起こしそうなほど積み上がったモノの下で寝ているという、もはや危険な状態なのに、それでも「もったいなくて」減らせないという方でした(@@;)
ためこむのにも理由があるのですが、今回は
親の価値観をそのまま受け継いでいるケース。
「親にこう言われたから」
何の疑いもなくそれをやっている。
そして、そこには本人の意思は存在しない。
でもこれ、実は多くの人が持ってるんです。
かくいうわたしも、がっつり受け継いでます(^^ゞ
「~するべきではない」
「~しなければならない」
といった価値観、いらないよぉ~(^^ゞ
絶賛、手放し中です!
***************
このお母さんが最後の最後にようやく、心を決めて、気持ちよく(見えた)手放したのは
来客用の布団と座布団でした。
親戚が来たとき用の布団ではあったけれど、ここ何年も、泊まってない。
というか、来客が布団を敷いて泊まれるスペースがそもそもなく(@@;)
親戚はホテルに泊まるのだそう。
でもお母さんは「来客用品は揃えておかないといけない」と、きっと親御さんから教わったのでしょうね。
使われないまま、ずっとしまってありました。
そして、座布団は、というと
自分たちはぺったんこに潰れた座布団に座りながら、お客さん用のふかふかした座布団はずっとしまったまま!
ただ、断捨離のやましたひでこさんとの対話からお母さんはようやく気づいたのです。
「自分を大切にして初めて人を大切にできる」ということを!
いつ来るかも分からない来客ではなく、そこに住む自分とご主人をご機嫌にすることに決めたんです!
ぺったんこの座布団を処分し、ふかふかの座布団を普段使いすることに!
さらに!
「(親戚は)ホテルに泊まるからいらない」と言って、来客用の布団をすっぱり処分!
空いたスペースに普段使いの寝具がきちんと収まり、おかげで出しっぱなしの寝具がなくなって部屋が広くなりました!
いやぁ、とにかく積み上がったモノ、出しっぱなしのモノがなくなって、落下やつまづきの危険がなくなったのが何よりよかった!
***************
家の中を片付けよう!と決意を新たにしても、モノを目の前にするとその決意がゆらぐことも多々あります。
ですが、わたしはやっぱり思うのです。
人にどう見られるかじゃなく、自分がどうしたいのか。
どういう状態だと嬉しいか、気持ちが明るくなるか。
値段の高い安いじゃなくて、それを着た時、持ったとき、どういう気持ちになるのか。
「自分」を主役にして決めてください。
モノの取捨選択をしてください。
そうすれば片付けの工程は大変かもしれないけど、きっと
これ「で」いい じゃなく、これ「が」いい!と思えるおうちにできると信じています。
来客用の布団はレンタルがおすすめ!
*******************
東京・港区
親・子の片づけマスターインストラクター
整理収納アドバイザー
野村高子(のむらたかこ)
オフィシャルホームページ
ブログ (月・火・木・土に更新)
*******************