●大は小を兼ねない!収納グッズの選び方
日・月と、お洋服の片付けが続きました。
お客様は二人とも別の方ですが、使っている洋服の収納ケースは同じ。
大は小を兼ねる!と思って買ったものが、実はNGサイズ(>_<)
あ~、それは大きすぎるよ~。
そこで今回は、収納ケースを選ぶポイントについて書いてみます。
一般的に収納ケースというのは、こういったプラスチックケースをイメージされると思います。
こちらは無印良品のポリプロピレン収納ケースですが、ほかにも有名なFitsというロングセラーもありますね。
これらのケースは、奥行きと高さのバリエーションが豊富。
だからつい、「たくさん入るから♪」という理由で、とっても深いサイズを選んでしまいがち。
深さというのは、この赤い矢印の寸法のところです。
深い分、たくさん入る!
大は小を兼ねるというし、大きいのを買っておこう!
サイズが複数あれば、きっと多くの人がそう思うんだろうなぁ。
だってわたしも同じこと考えて、一番深いケース買いましたから(笑)
でも、ケースを選ぶ時にぜったいに気にして欲しいのは
深さ & 奥行き です!
特に深さは、そこに入れるモノに合わせてください。
たとえば、女性や子どもの下着など、薄いとか小さいモノは、浅いケースに。
反対に、男性のスウェットやセーターのような厚手で大きいモノは、深いケースに。
同じ ”服” でも、そのものの大きさや厚みによって、適した深さが違うんです。
なぜかというと、薄手のモノを深いケースに入れたら、こんな風に
上がぽっかり空いてしまいます。
ということは、次にどういうことが起こるかというと
その余白に、どんどん積み重ねていってしまいます。
だから、下のモノが取り出せなくなる→下のモノは使えない
そして、上だけが循環している状態になる
下のモノを出そうとすると、上に乗っかっているモノがジャマしますよね。
いったん上にあるモノをよけて、下のモノを取りだし、上のモノをその上に置く。
もう、ケースの中はぐちゃぐちゃになってしまい、余計に使いにくくなります。
だから、大きいから、たくさん入るからという理由で入れものを選ぶのではなくて、
中に収納したいモノのサイズに合わせて、ケースのサイズを選ぶ
ここがポイントなんです!
わたしはお片付けサポートでこんな風に使い分けています。
女性や子どもの下着類
⇒高さ18センチ程度の薄型(引き出し内側の高さは12センチ前後)
Tシャツやカットソーなど
⇒高さ24センチ程度(引き出し内側の高さは18センチ前後)
男性の厚手のセーター、スウェット類
⇒高さ30センチ程度(引き出し内側の高さは24センチ前後)
なにせわたしも失敗経験者
以前は深いケースを買って、引き出しの中でどんどん積み上げていって下のモノを取りだすとき、めっちゃ面倒だし、ぐちゃぐちゃだった(>_<)
でも、その当時は理由が分からなくて(-_-;)
だからケースの中はいくら片付けても、かならずすぐにリバウンドして、ごっちゃりしてたんですよね~(遠い目)
大事なので、もう一度、言わせてください。
中に収納したいモノのサイズに合わせて、ケースのサイズを選ぶ
片付けに関しては、大は小を兼ねませんっ!