●片付けても片付けても終わらないのはなぜ?その1
片付けって、いくらやっても終わらない(>_<)
こんなお声をよく聞きます。
たくさんごみも捨てたのに、やっぱり散らかるのはなぜ?
みんな、頑張ってる!でも、なかなかおうちが片付かないんですよね。
片付かない理由はいろいろあります。
その中で特に、忘れがちだけど大切なポイントについて、今日から3回に分けて1つずつ書きたいと思います。
具体的な言葉を使って、家族みんな同じ状態を目指す
すっきりした家・きれいな家にしたい。
片付けてスッキリしたい。
私もすっきりきれいなおうち、大好きです♡
でも、この「すっきり」や「きれい」という言葉、実は抽象的で人によってイメージが変わる言葉なんです。
たとえば、わたしが思う「すっきり」は、何にもモノが外に出ていない、とか、モノが少ない状態です。
それに対してオットは、モノが出ていることは気にならない。ぐちゃっとしてなくて、整ってまとまりになっていれば、「すっきり」。
こんな風に、受け取り方が人によって変わる言葉は、同じ「すっきり」でも、向いている方向がぜ~んぜん違うんですよね。
それに、どこまでやれば合格点なのかもあいまいです。
だから、どれだけ片付けても終わりが見えない。
まるで砂漠を一生懸命、歩いているようなもの。
ゴールは程遠いです
だから、片付けをする時には、
具体的なイメージを持ち、
解釈が人によってぶれない言葉を使う
ようにしてくださいね。
たとえば、夜、寝る前にはテーブルの上には何も置かれてない状態を目指そう、というとどうでしょうか?
それだと、何か一つでも置いたら、目指している状態とは違うなということに、すぐ気づけますよね。
このように、具体的な言葉で、なりたい状態を家族と共有することを意識してみてくださいね。
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東京・港区
親・子の片づけマスターインストラクター
整理収納アドバイザー
野村高子(のむらたかこ)
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