●大好きな服でも、賞味期限は切れる
東京・港区
親・子の片づけマスターインストラクター&整理収納アドバイザー野村高子です。
見ると、ついつい手が伸びてしまう服があります。
それは、ロイヤルブルーの色の服。
とにかく大好き
夏物も冬ものも、複数枚ずつ持ってます
まだ、クローゼットは”半分青い”状態ですが、そのうち、中がすべて、”青ぞら”になる日が来るかもしれないと思うほど、熱愛してます
ですが、そんなに好きでたまらない服も、一生着ることはできません。
悲しいかな、洋服にも、賞味期限というものは存在するのです
まさにドストライクの色
かれこれ10年以上、愛用していました。
素材が麻なので、カンタンに洗濯ができないということもあり、そんなに頻繁に着ていたわけではありません。
それでも、長年着用していたなりの、汗じみや生地のこすれ、色あせなどが思っていた以上にはっきりと見えてきたのです。
正直、去年の夏の最後にクリーニングから戻ってきた服を見てたとき、生地がこすれて、ちょっと毛羽立ってることには気づいてました
でも、「そんなに見えないんじゃない?ダイジョブダイジョブ」って思ってました。
でも、今年になって、いざ着ようとして服を取り出してみたら、「あ?ナニコレ?これはマズイでしょう」
すでに隠せるレベルを超えて、”みっともない”レベルでした
(けっこう高かったのに)
こんな風に、気に入っていても、洋服は布からできているので、時間が経ち、洗濯を繰り返すにつれ、布はダメージを受け、弱ってきます。
また、汗などガンコな汚れも取り切れず、少しずつ蓄積されていきます。
さらに、流行の形も変わってきます。
いくら、値段が高くても、気に入っていても、賞味期限はやってくる!
着たくても着られなくなってしまうんです!
だから、その時がきたら、その服にしっかりとお礼を言って、サヨナラしましょう。
でないと、素敵に見せているつもりの服が、あなたを素敵に見せるジャマをするから。
こちらのロイヤルブルーの服、いきなりそんな残念な姿を見せつけられて(笑)決心がつくはずもなく
着て出かけました。r
汗じみもこすれも、とにかく見えないようにしないと恥ずかしい。
そう思いながら出かけたので、とにかく疲れたわ
それで吹っ切れて、サヨナラしました。
でも、たぶんまた、同じ色の服を買うと思います。
9割以上の確率で
だって好きだから。