入院生活にも慣れ、入院友達も出来て
痛い事がなければ楽しい日々
お向かいのお兄ちゃん達はかわいがってくれたし
子供なので毎日寝るまで遊びだった。
そんな日々の中でも初めての体験をした。
病気で死ぬという事なんて考えてもいなかった
ので仲の良かった子が次の朝には居なくなるなんて
思ってもいなかった出来事。
やっと歩けるようになった小さい女の子
ですごくかわいい子でした。
今思い出すだけでも辛い
私は母を恨んでた。
弟は寝込んだことも無いくらい元気なのに・・・
どうして私だけ・・・
こんな目にあわないといけないのかと
でも、女の子が亡くなって女の子のお母さんの悲しんでいる姿を見て、
親も辛いんだなとその時感じ
た。
それからは心配かけたくないと思うようになり
我慢するようになった。
この出来事をきっかけに日々強くなっていった気がする
小さい頃の体験や環境は
成長する時に大きく影響するように感じた
この頃から親元を離れて団体生活を始めてるので
知らない人ばかりの所でも平気でだし
年上の方にはかわいがられ年下には頼られる
気が強く
負けず嫌いで
好奇心旺盛な
大人になってしまった
何事もなく
普通に生きてきた子とは
違いをとても
自分自身よく感じるときがある
いいのか
悪いのかは
分からないけど・・・・