想い出づくり。 -30ページ目

想い出づくり。

生田衣梨奈推し/ドラマ・歌謡曲/落語・演芸

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」


時の流れが早い今期の朝ドラ、戦争の色が濃くなってまいりました。

出征するヒロイン安子(上白石萌音)の兄(濱田岳)。

そして千人針に協力するヒロイン。

朝ドラではよく見かける光景ですが、偶然にもBS朝ドラ再放送「マー姉ちゃん」でも千人針が。

こちらで最初に出征したのが酒田燃料の従業員役、若き日の三宅裕司。

そしてお千代姉や(二木てるみ)の旦那(大門正明)も出征。

「あぐり」でも触れられたパーマネント禁止など、賑やかなドラマにも徐々に戦争の陰が。

今日放送分では平和を訴える外国人神父が、まさかの長台詞。

正直なところ片言で聞き取りづらいのだが意欲的な演出で面白い。


そんな戦争に突入しようとする両作品であるが、まだ突入しないのがBS12、2011年の朝ドラ再放送「カーネーション」

様々な困難に立ち向かうヒロイン糸子(尾野真千子)。

岸和田だんじりが好きな女の子がドレスに魅了され、さらにミシンに出会い「私のだんじりや」と感激する流れが凄い。

男女差問題の現実にも真正面からぶつかり本気で号泣する姿に爽快感すら覚える糸子のバイタリティー、まさにはまり役。

今後も注目。

NHK地上波にBS、そしてBS12。

ワタクシ何でこんなに朝ドラ見てるんだろう_

NHK-BSプレミアムで再放送中、大河ドラマ「黄金の日日」


第33話「海賊船


節操の無い羽柴秀吉(緒形拳)、まさか美緒様(栗原小巻)に目を付けるとは。

そして美緒様が今井宗薫(林隆三)の妻である事を知り、逆に燃える秀吉。いかにも。

しかし美緒様は助左衛門に密かに好意を持っており、同じく好意を持つ桔梗(竹下景子)の存在もあるわけでして、今後は更なる泥沼愛憎劇が展開されるのであろうか。


そんな中、今回限りと思われるが海賊船の船長・甚兵衛役に八代目松本幸四郎という凄いキャスティング。


後の初代白鸚で、言うまでも無く助左衛門役の人の実の父親であるが、助左衛門の見よう見まねの手術に耐える甚兵衛、貫禄があり只者ではない雰囲気を感じさせる。

白鸚二代、時代劇俳優としては芸風がかなり違いますな。

実際の血縁を生かした物語で面白い回でありました。

それにしても肝心の船が沈没し船員の行方が気になるところ。

そして準レギュラー的存在でありながら按針、あっけない最期。

文次の時と比べたら、実にあっけない_

NHK-BSプレミアムで放送「ウルトラセブン」


第34回「蒸発都市」


第6管区のビル街が突然蒸発、ダンとソガ隊員が行方不明に。 

叫ぶアンヌ「ダーーン!ソガ隊員」

相変わらずダンへの思い入れの強過ぎるアンヌ。

二人からの連絡を待つアマギに対し隊長「生きていればな」

いつものことだが、冷たい。

自然破壊を憂うフルハシ「人間だったら、おらぁ死んじまっただってとこだな」

当時の世相と流行を明確を表した台詞。

実際のオフィス街ロケに特撮、さらにイラストを駆使して作られた映像、凝っております。

人気のいない実際のオフィス街はいつ、どの時間帯に撮影したのだろうか。


霊媒師・ユタ花村役に真理アンヌが。

エキゾチックな雰囲気の美女で「11PM」出演はもう少し後であろうか。

以前も書いたが脚本の金城氏は真理アンヌのファンで、アンヌ隊員のアンヌは真理アンヌのアンヌ。

真理アンヌはつい最近「クイズ脳ベルSHOW」に出演していたけど、さすがにお年を召されていた。


ウルトラセブン、宇宙人に洗脳されアイスラッガーを警備隊に投げる始末で、今週も警備隊の援護によりセブンの見せ場が。

つくづくウルトラ警備隊の有能さには頭が下がる。

そして先週に引き続きラストでダンの安否をあまり気にしない警備隊一同。

皆あんなにダンの事心配していたではないか。

隊長はともかく_

NHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」


ヒロイン純ちゃんの父親・陽一郎(川津祐介)は誠実で優しい父親であったが、心臓まひで急逝。

精神的支柱を失った小野家、残された雄太の養子問題などで互いに気遣い過ぎて家族に亀裂が。

気丈な純ちゃん(山口智子)の演技が良く、堪えきれずにすがり泣く相手が家族ではなく元詐欺師ジョージ北川(細川俊之)なのが面白い。

綺麗事ではない現実に迫る脚本で、特に「これでうちより幸せな家が一軒減った」と泣きながら語る戦争未亡人もも(藤山直美)の演技が凄い。

果たして小野家はどうなる?しかし地上波再放送の宿命、フィギュアやら大相撲やらで次回放送は29日。

相変わらずの長期休止で困ったもんだね。


とはいえここ最近は「カーネーション」など他の朝ドラが面白いわけでして。

お遊びが多いのは「マー姉ちゃん」で、三代目猫八のかっぽれや後の四代目によるウグイス、さらに田河水泡役、多芸な愛川欽也のピアノ演奏なんてのも。

先日の記事で天海役の前田吟が寅さんみたいな役をやっていると書いたけど今週放送分での帽子にシャツ姿、腹巻きは絶対確信犯に違いない。

そして田河水泡の書生・均ちゃん役の渡辺篤史、マー姉ちゃん宅に入り一言「いやー、なかなか結構なお住まいですね」

これも確信犯_時代が違うね。

人気俳優だった渡辺篤史、何故俳優業をやめてしまったのだろうか_

昨日放送、テレ朝系「相棒 season20」

第5話「光射す」

10年間引きこもる中年息子のために工場で働く80過ぎの老婦人・富士子役を草村礼子さん(81)が。


草村礼子さんはワタクシ今から11年前、スマイレージ主演「おばあちゃん家のカレーライス」という舞台で生で観ております。

確か優しくて上品なおばあちゃん役で、昨日の草村さんと同一人物とは思えない。

舞台当時70歳の草村さん、今でもバリバリ現役で、最近では朝ドラ「おかえりモネ」で震災で娘を亡くした母親役を演じており、リアルな演技であった。


草村さんの演技で忘れられないのが今から35年前の朝ドラ「はね駒」

ヒロインおりん(斉藤由貴)の妹おみつが嫁いだ先の姑役が草村さん。

家の因習に拘り身重のおみつに畑仕事を強制し、無事出産したものの無理が祟って大病で苦しむおみつ。

そんな妹を案じるおみつの家族に対して、物腰柔らかく上品な笑顔で良かれと思い、どぎつい言葉を吐く姑役が怖かった。

草村さんの個性を逆手に取った役柄で、お家第一だから罪悪感など微塵も無い姑。

おみつは脚気を患い幼子を抱く事なく引き離され、さらに感染病との風評被害を恐れ一方的に離縁。

それを知ったおみつは哀れ_思えば残酷な展開であった。


草村さんは上品で優しい役柄が比較的多い人だとは思うが、はね駒の姑や昨日の相棒での母親役など、役柄は幅広い。

昨日の相棒、失踪した元刑事の娘が絡む警備員の密室殺人騒動、その核心に迫る特命係。

相棒らしい社会派の内容で、杉下右京の追及に応える富士子の凄み、そして子を思う母の独白が真に迫っておりました。

81歳で充実した仕事ぶり、さすが_

先日TBSチャンネルで放送された「ザ・ベストテン」(1979年8月2日放送)


黒柳徹子がニューヨークからVTR出演。

当時46歳の徹子、涼しげなセクシー衣装。

思えば徹子も久米宏も私用で番組を頻繁に休んでいた記憶が。

そんな時はタモリ他いろんな人が代理司会をしていたけど、この回は久米ひとり。

久米宏は絶好調なのだが、やはり寂しい。

第2位がサザン、第3位が百恵ちゃんだが共に欠席で、それ故に再放送可能なんでしょうが。


見所は何と言っても2週連続第1位、水谷豊「カリフォルニア・コネクション」

豊さん、生田スタジオから生中継で登場。

懐かしや「熱中時代・刑事編」収録で忙しい中、合間を縫っての中継。

歌に関しては収録で忙しく「12時過ぎれば唄えるんですけど」と無理な事を言う豊さん。

以前も書いたが昔の水谷豊は無愛想ではないが口下手で、インタビューでも緊張気味。

あまり喋らない豊さんに百戦錬磨の追っかけマン松宮アナも久米も困惑気味で、見ているこちらも手に汗握るスリリングな中継。

名優の貴重な記録だと思います。


それにしても水谷豊がインタビューでも喋れるようになったのは、いつからであろうか。

ランちゃんと結婚してから?

それとも右京さんが当たり役になってから?

果たして_

NHK-BSプレミアムで再放送中、大河ドラマ「黄金の日日」


第32話「納屋襲名


久しぶりに鶴田浩二演じる千宗易が登場。

相変わらず渋い演技。

堺を捨て商人を捨て、ついに剃髪。

本当に刈ったの?と思わせるスキンヘッドです。

そして宗易の命名で助左は第32話にして、ようやく納屋助左衛門を襲名。

オープニングでも市川染五郎の役名が助左から助左衛門へと進化。

奇しくも因縁の今井兼久(林隆三)は今井宗薫に。

徐々に貫禄を見せております、

美緒様(栗原小巻)も孤独の影が濃くなり、今後の展開が気になるところで、目が離せません。

ところでオープニングで「石川五右衛門 根津甚八」とあったが、出てないよね?

昔はその手のミスが多く、マー姉ちゃんでも今日は三宅裕司出てたっけ?みたいな回が。


助左衛門と羽柴秀吉(緒形拳)の関係がそろそろ完全に決裂する予感。

助左衛門、嫌いな兼久を庇う事は無いのに。

それにしても偉大な叔父を持つ三好秀次(桜木健一)はいいとこ無し。

先週から登場の新キャラクター、今後も悲劇の武将として愛嬌はあるが情けない姿を見せ続けるようで期待。

商人の助左と一対一で戦って負ける秀次、どれだけ弱いのか_

NHK-BSプレミアムで放送「ウルトラセブン」


第33回「侵略する死者たち」


ウルトラシリーズなのに宇宙人と怪獣が一切姿を見せない回。

予算の関係?それなら冒頭の潜水艦シーンは必要無かった気もするが、特撮のクオリティは高い。

ドラマの内容はスリラー色が強く、子供も見る番組で扱う対象が身元不明ホルマリン漬け死体は凄い。

ティンパニーによる♪ドンデンドンデンの音と共に画面転換する演出もあり、映像演出で意欲的な回ですな。

警備隊運転のポインターで飛び出した人を跳ねるシーンも衝撃で、もし操られた死者と気付かなければ業務上過失でさらにややこしい展開になるところであった。


ウルトラセブン、何故かコップに閉じ込められたり宇宙船に捕まったりと途中までいいとこ無しで、警備隊の援護により最後にようやくセブンの見せ場が。

つくづくウルトラ警備隊の有能さには頭が下がる。

そして今週もラストでダンの安否をあまり気にしないキリヤマ隊長。

さすが相変わらずの戦中派。

それともダンの正体に薄々気付いてる?

昨日も書きましたが、現在ワタクシが観ているNHK連絡テレビ小説4作のうち3作、「マー姉ちゃん」「カーネーション」「カムカムエヴリバディ」はドラマの時代背景が戦前からの物語で、戦争は不可避でありますが、その心配が一切無いのが地上波再放送「純ちゃんの応援歌」

何故なら、戦後の物語だから。


しかし戦争の傷痕に関しては丹念に描かれております。

ヒロイン純ちゃんの父親で満州帰りの陽一郎と、満州で両親とはぐれ陽一郎と行動を共にした雄太の設定がリアルで、脚本家の実体験が反映されているのかもしれない。

川津祐介演じる陽一郎は朝ドラでは珍しく?清廉潔白な人格者で、桂枝雀演じる久助と大の親友。 

登場人物が皆心清らかで清々しいのだが、唯一そうでもないのが正太夫役の笑福亭鶴瓶。

今日放送ではサンタクロースになるんやと言って資金を稼ぎに行くも闇物資に手を出し警察に捕まり北川(細川俊之)の尽力で釈放されるも実家で母親に合わせる顔が無く_鶴瓶師匠、よこしまで情けない役は主婦視聴者受けが良くないかもしれないが、好演だと思う。


甲冑姿の鶴瓶を母親の白川由美が薙刀で追い回したり餅を15個食べた雄太など面白シーンが多い回であったが、ドラマのラストで陽一郎が病に倒れ、来週に「つづく」

気になる展開だけど、幸い来週は金曜以外放送あるみたい_

NHK連続テレビ小説、BS再放送「マー姉ちゃん」


今週からマチ子(田中裕子)の憧れ、田河水泡先生がついに登場。

演じるのはキンキンこと愛川欽也。

先生本人が漫画のキャラクターのようでニャンコ先生に近い。

書生役の渡辺篤史は何故建もの探訪ばかりで役者を休業してしまったのだろうか。

「マー姉ちゃん」は登場人物が皆個性的で面白く、みんないい人。

そして飯窪ナレーターも曰く「みんな心のきれいな下町の人々」と。


もっとも一家の留守中に夕食を作ってくれる世話好きな大家のうめ婆さん(鈴木光枝)や幼女と遊んでくれる心優しい写真屋(山口崇)みたいな人は令和の今だと通報されるわけで、古き良き時代の愉しさ。

酒田の主人(河原崎長一郎)と植辰(江戸家猫八)の丁々発止のやり取りはほとんど落語。

思えば昔の朝ドラは台詞が圧倒的に多い。

映像に凝り間の長い近年の朝ドラと対照的ですな。


ワタクシ現在4作の朝ドラを観ているけど、マー姉ちゃんとカムカム、そして「カーネーション」はドラマの時代背景がほぼ同時期。

つまり昭和初期、戦前。

勿論、そのうちどの作品にも戦争が訪れるわけでして。

「マー姉ちゃん」の世界で戦争が訪れるのは、ちょっと怖い_