日曜日は広島工業大学広島校舎での第57回生らくご会「神田松鯉&三遊亭遊雀二人会」
「十徳」三遊亭遊雀
「山内一豊 出世の馬揃え」神田松鯉
~仲入り~
「粗忽長屋」三遊亭遊雀
「天保六花撰 松江侯玄関先の場」神田松鯉
人間国宝の松鯉先生、ワタクシ的にはかなり久々。
お二人共新幹線で来られたそうで特に御高齢の松鯉先生は遠距離で大変だったと思うが、二人とも打ち上げをえらく楽しみにしていたのが可笑しい。
遊雀師、奥さまも一緒にいらしたようでして。
遊雀師の「十徳」は噺の流れで「つる」になりかけるのが面白く、相変わらず泣き上手。
開口一番、生らくご会は第1回以来呼ばれてないとおっしゃってたが、仲入りで実は今回で4回目の出演であることが判明したのも面白かったが、洒落でしょうな。
そして徹底して松鯉先生を立てる遊雀師が、自ら高座返しを。
曰く30年ぶりだとか。
松鯉先生はどの演目をかけるか迷ったようですが、上記の通り。
特に松江侯玄関先の場では北村大膳を相手に堂々たる貫禄の河内山宗俊に痺れた。
重厚な語りと間で聴かせる松鯉先生。
さぞかし打ち上げも楽しかったであろう_