修学旅行 | 想い出づくり。

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生田衣梨奈推し/ドラマ・歌謡曲/落語・演芸

新宿末広亭5月上席/落語芸術協会

2日夜の部
前座・三遊亭馬ん次「からぬけ」
三遊亭吉馬「鈴ヶ森」
瞳ナナ  奇術
橘ノ圓満「道灌」
古今亭今輔「飽食の城
ねづっち  漫談
三遊亭萬橘「ん廻し」
三遊亭圓馬「高砂や」
東京ボーイズ  歌謡漫談
桂米助「新聞記事」
三遊亭小遊三「蜘蛛駕籠」
~仲入り~
新真打口上
瀧川鯉斗「紙入れ」
立川吉幸「家見舞」
立川談幸  夫婦の小噺
瀧川鯉昇「鰻屋」
ボンボンブラザース  曲芸
三遊亭藍馬「女明烏」

寄席のねづっちは初見。
お得意のなぞかけを絡ませながらの漫談が面白かったのだが、次に何を話すか忘れたとか言いながら余った持ち時間でお客から貰ったお題で即興なぞかけ。
「ケーシー高峰」などのお題で即座に「整いました」
わざと時間を余らせたのでしょうが紙切りのなぞかけ版と云おうか。お見事。
その代わり東京ボーイズのご両人が定番「なぞかけ問答」を避け別のネタを。
落語は圓馬師匠、圓満師匠が良くて、小遊三師匠も十八番で楽しい高座。
ヨネスケこと米助師匠のまとも?な落語は初。

末広亭5月上席夜は落語芸術協会新真打披露興行。
新真打は瀧川鯉斗、橘ノ双葉改め三遊亭藍馬、立川吉幸。
披露口上、並びは左から司会の米助、藍馬の師匠圓馬、吉幸の師匠談幸、吉幸、藍馬、鯉斗、鯉斗の師匠鯉昇、会長代行の小遊三。
で、披露口上ですが司会が米助だけに真打や師匠の紹介がキムイルソンとかまともなはずもなく、各師匠による新真打の紹介も年金が早く貰える吉幸、スナックのママ藍馬、舟木一夫の同郷鯉斗…
極めつけは会長代行で、舟木一夫の名前が出たって事で「昨日はデビュー曲「高校三年生」を唄ったので今日は2曲目の「修学旅行」を唄います」
そして米助師匠に「君も一緒に唄うんだよ」
小遊三と米助は大の仲良しですからね。
♪ラララ汽車は行く汽車は行く…
最初から最後までふざけた寄席の披露口上、芸術協会恐るべし。
楽しゅうございました。

新真打では苦労人の吉幸師匠が実力を見せておりました。
この日人生初のトリを務めた藍馬師匠、かなり緊張気味。
まあ双葉時代からかなりスリリングな高座でしたが今回は新作で、かなり資料に目を通したと思われる女性目線の明烏みたいな人情噺でした。
なお客席後方には複数のテレビカメラが。
藍馬師匠によると、あのミヤネ屋が藍馬師匠に密着取材しているのだとか。
元力士の妻で2児の母…ミヤネ屋好みですな。
放送日は未定ですが密着取材はこの日で終了してるらしいので、しばらく番組チェックしておくか…