えりぽんバースデーイベントの翌日朝、例によって浅草界隈をぶらり。
例年の日程だと浅草は間もなくほおずき市といった趣きなのだが、とっくに終わってしまいました。
浅草演芸ホールは開場前から40名の行列で賑わっていたけれど、本日はスルー。
お昼はいろいろ考えた末に、老舗洋食屋ヨシカミへ。
開店前の待ち時間、その時はハンバーグとオムライスにしようと決めていたのだが、どうも店側がビーフシチュー推しなので、つい流されてビーフシチューとオムライスに決定、開店後カウンター席に。
注文しようとしたら隣の男性が全く同じメニューを注文。
かぶるけど仕方ない。
オムライスはまさに正統派で、薄焼き卵に包まれたチキンライスに、ケチャップ。
シンプルだけど、これがうまい。
ビーフシチューは濃厚だけど比較的あっさり。
じっくり煮込んだ柔らか牛肉がとろり。
結構でございました。
ただ結構なんだけど…高い。
特にビーフシチュー2,450円はキツい。
夕食は丸亀製麺でした。
で、お昼を済ませて池袋へ。
池袋演芸場、人気の柳家喬太郎や三遊亭歌武蔵などが出演、楽しい番組になるかと思いきや地下鉄移動中にネットを確認したら何と、喬太郎も歌武蔵も文蔵も天どんもいない!
朝一でネットをチェックしていれば、そのまま浅草に居残ったのに…寄席はここが恐ろしい。
そんなルーズさが寄席の魅力でもあるのだが。
それでも到着したら開演1時間に10人程の行列が。
事前に情報をキャッチしたようで喬太郎マニアっぽい若者はいない模様。
そんなわけで…
池袋演芸場7月下席/落語協会
22日昼の部
前座・橘家門朗「手紙無筆」
柳家やなぎ「転失気」
柳家喬志郎「みそ豆」
柳家甚語楼「新聞記事」
三遊亭歌る多「宗論」
伊藤夢葉 奇術
柳家喬之助「子別れ」
最近やなぎさんの高座を観る機会が多いね。
甚語楼師匠は軽い演目だけど面白い。
一風千風は青空一門の若手漫才師。
琴調先生は時事ネタ(松居さんなど)を挟みながらの切れのある講談。
小せん師匠はテンション高くスラップスティックな展開で、サゲもバカバカしい面白さ。
元お弟子さんが話題の歌る多師匠はその話題に踏み込みそうで避けるマクラで、ギャグ満載。
ハレルヤの歌声が妙にお上手。
夢葉先生は例によってお客を小馬鹿にする面白手品、相変わらず鞭の音がうるさいね。
爆笑の流れが続き、トリは喬太郎師の代演、喬之助師匠の泣かせる人情噺「子別れ」
たっぷり熱演でありました。
お目当てはいなかったけど楽しめました。
客席も大勢で、よろしかったのではあるまいか。
以上、慌ただしくも楽しい2日間でした。
ちなみに喬之助師匠によると兄弟子・喬太郎師匠はこの日、文蔵師匠と共に静岡に出稼ぎに行ったそうで…しょうがないね。