南十字星 | 想い出づくり。

想い出づくり。

生田衣梨奈推し/ドラマ・歌謡曲/落語・演芸

新宿末広亭7月下席/落語芸術協会
21日昼の部

前座・春風亭昇りん「子ほめ」
山遊亭くま八「やかん」
コント青年団  コント
昔昔亭桃之助
三笑亭可風
一矢  相撲漫談
瀧川鯉橋「道灌」
桂文月「狸札」
東京太・ゆめ子  漫才
桂歌若「かぼちゃ屋」
三遊亭円丸「お菊の皿」
北見伸&スティファニー  奇術
桂幸丸  漫談
~仲入り~
立川幸之進「六尺棒」
ナイツ  漫才
桂米福「熊の皮」
桂小南治
ボンボンブラザース  曲芸
桂南なん「死神」

えりぽんバースデーイベントの前に、寄席へふらっと。
前日余程気持ちが高ぶっていたせいか、寝不足。
おかげで前半、若手真打ちの方々の演目が一部思い出せない。
京太ゆめ子先生は微妙のようで絶妙な掛け合いで相変わらずの面白さ。
スティファニー、久々の瞳ナナさんは赤のドレスで華やか。
幸丸師匠、携帯電話の話をし始めた途端に客席から鳴り響く着信音。
その客は席を外し、幸丸師匠はその流れで高座中の携帯エピソードをいくつか披露し、そのまま仲入り。
うむむ。

この日の客席は年配層と親子連れで両極端。
「今日のお客さんはね…難しいのよ」と正直過ぎる感想を漏らす、小南治師匠。
思えばナイツのこの日の漫才も前回聞いた時の過激さは無かった。
この秋、三代目桂小南を襲名する小南治。
「古今亭、三遊亭…小南は名探偵」などと最前列の子供に「ピンポイント」で笑いを取っておりました。
あとは手拭いなどを使って余興芸の掛け合いを。
ボンボンブラザース、繁二郎先生のおなじみ帽子投げは、その最前の子供との投げ合いに。
なかなかノリのいい子であった。
繁二郎先生、細長い紙を鼻の頭に立てる芸では桟敷席を渡り歩くサービスでした。

落語に関しては、米福師匠もよろしかったけど、やはり南なん師匠に尽きますな。
「死神」は南なん師匠ならではで、不気味だけど滑稽な味わい。
医者の名前も上野終点に銀座地下鉄に山中トンネル(曰く、お先真っ暗)と可笑しい。
サゲは独自のものかしら。
救いのある締め方で、満足の高座でした。
番組的に途中どうしたものかと思ったけれど、来て良かった。

終わってみたら携帯に仕事絡みの着信が何件か。
平日休んで遊んでるんだから仕方がないが、諸々連絡を終えて急いで山野ホールに向かったら、全部セットとマイクロファイバータオル売り切れ。
ワタクシはついてない…