1980年6月放送分を最後に突然放送休止した「夜のヒットスタジオ」(フジ)再放送。
その年の大晦日に行われた第22回日本レコード大賞が昨年末にTBSチャンネルで再放送されました。
ところで去年のレコード大賞って誰が獲ったんだっけ…どうでもいいや。
百恵ちゃんが引退した1980年、注目すべきは新人賞。
その顔ぶれは…松田聖子、松村和子、田原俊彦、河合奈保子、岩崎良美の5名。
松村和子と言えば「帰ってこいよ」ですよ。
三味線を弾きながら♪帰ってこいよ~…とか言いながら、帰ってこなかった松村さん。
今もお元気でしょうか…。
ヒデキの妹分・河合奈保子ちゃんも当時人気アイドルでしたけど、この年の最優秀新人賞はやはり、トシちゃんと聖子ちゃんの一騎打ち。
生放送で審査の開票。
「正」の字を書いていく方式…地味だ(笑)
でもまぁ緊張感のある発表方法ではあります。
実況の松宮アナが肝心の所で混乱してましたが、結局トシちゃんが最優秀新人賞獲得。
トシちゃん感涙。
トシちゃんと聖子ちゃんはグリコのCMで共演したりしてましたけど、お互いのファンが嫉妬して大変だったんですよね。
以前書きましたけどワタクシ当時は聖子ちゃんにあまり興味無かったのです。
その良さは後年になって分かってきた次第で。
トシちゃんに至っては…一体何がいいのやら(苦笑)
トシちゃんが最優秀新人賞を受賞してから、ジャニーズ事務所は急成長。
その後マッチやシブがき隊、ザ・グッバイら多くのジャニーズ勢が最優秀新人賞を受賞してましたけど、その契機となったのは、誰あろうトシちゃんなのです。
しかし番組ラストで司会の高橋圭三が間違えて「最優秀歌唱賞は田原俊彦さん」と言った時は思わずのけぞりましたが(笑)
でも今のトシちゃんはいいですね。
50歳を過ぎても口パクに頼らず唄とダンスに愚直に取り組む姿勢は凄いです。
ジャニーズから離れて決して楽ではない道を歩むトシちゃん。
報われて欲しいものです。
つづく