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こちらは愛知県一宮市にある自立学習塾の塾長が普段の指導や時事ネタなどから思いついたことを書いてるブログです。(割とよく読まれている記事は↓参照)
他の塾の先生のブログのように要点を押さえて簡潔にまとめるというよりは、あまり役に立たないことをとりとめもなくダラダラ書いていることが多いので、あらかじめご了承ください。
上っ面な綺麗事だけを書くのはあまり好きではないため、なるべく現場のリアルから感じていることを綴っていければと思います。
先週、SNSである数学者の方のnoteが流れてきたので読んでみました。
中身は生活保護世帯から東大に合格し、大学院で博士号を取得した経緯をつづられたもの。
是非いろんな人にお読みいただきたいので、↓にざっとリンク貼っておきますね(前の記事から次の記事にもとべますが(;'∀')
修学旅行の費用も払えないような生活保護世帯に育ち、中学時代から生計のことまで考えながら、東大に合格し、現在は研究職についてるって字面だけでもびびるけど、中身も結構壮絶。
大学進学には自らが生活費の工面する必要があるため、やりたい研究をしつつ、奨学金や各種免除を利用可能になるような方策を講じて、それをやり抜いてきたというのは単純にすごいと思いました。
どれだけ環境に恵まれていても全く勉強せずにFラン大にしかいけないドラ息子は掃いて捨てるほどいますからね。
高校時代にお弁当を作ってもらえなかったため、周りの子が昼食をとっている間は一人で勉強していたエピソードとか鬼気迫るものを感じます。
東大生の家庭の世帯年収が世の平均より高いことは有名ですが、中にはこういう人もいるわけです。
生活保護とまではいかなくても、地方の公立高校からの子なら授業料免除や奨学金でなんとか進学できた子は決して少なくないと思います。
もちろん、この人には数学の才能があって、それがハマった部分は大いにあるでしょう。
同じ努力をしてもみながみな同じ結果を得られるとは限りません。
本人も「どうしてもくじ引きで当たりを引かなきゃいけないような場面は何度もありました」と語られてます。
また若い頃の過酷な状況から結果的になにかとタフにならざるをえなかったのが道を開いたという一面もあったでしょう。
ただ、環境を言い訳にせずに、自分のやりたいことへの道を探り、金銭的不安から「全てを一度も失敗せずに達成する必要があった」というプレッシャーの中、やりぬいてきた姿勢はトレースまではいかなくとも参考にできる部分はあるかもしれません。
家庭環境的にはより恵まれている子の方が多いはずですからね。
特に困難に対して逃げずに耐性をつけるというのは受験勉強に限らず大切なことだと思います。
今後も各時点での詳細などを継続してnoteで更新されるようなのでまたチェックされてみてはどうでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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