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こちらは愛知県一宮市にある自立学習塾の塾長が普段の指導や時事ネタなどから思いついたことを書いてるブログです。(割とよく読まれている記事は↓参照)
他の塾の先生のブログのように要点を押さえて簡潔にまとめるというよりは、あまり役に立たないことをとりとめもなくダラダラ書いていることが多いので、あらかじめご了承ください。
上っ面な綺麗事だけを書くのはあまり好きではないため、なるべく現場のリアルから感じていることを綴っていければと思います。
塾講師をしていると、知り合った人から子どもの勉強の相談などを受けることはあります。
何年か前、小学校2年生のお母さんに「今の時期はどんな勉強させたらいいですか?」と聞かれたことがありました。
中学受験をするかどうかを確認したところ、「特に考えていない」とのことだったので、「2年生なら、学校から帰宅したらまず宿題に取り掛かる習慣をつけておくことですかね」と回答しました。
学校の勉強や宿題って子どもにとっては基本的に「面倒くさいこと」だと思うんですよね。
同時に「やらないといけないこと」でもあるわけです。
こういうことって世の中たくさんありますよね。
受験勉強に限らず、仕事もそうだし、部屋の掃除や洗濯も。
好きなことなら誰でもホイホイやるでしょうが、そうじゃないことって後回しにしたくなるときもあるでしょう。
こういう事柄に対して「先にやるか」「後にやるか」は人それぞれだけど、宿題のような(長い目でみたら受験勉強も)タイムリミットのあるものは「先にやる」一択だと思っています。
後回しにして締め切りギリギリになるとバタバタ雑に取り組むことになる可能性もありますし、その間にまた新たな課題を課せられることもあります。
先ほどの相談は中学受験を考えてない小学2年生のお子さんのことだったので、具体的な学習内容よりもまず「後回しにしない習慣」をつけることをオススメしたわけです。
後回しにするクセがついてしまうと、ちょっとタガがはずれたときに今度は「やるorやらない」という選択肢になっちゃったりもしますからね。
人間の心は弱いので、習慣になるまで継続するのには意志も必要ですが、峰不二子も「もう無理って思ったらやめるべき、めんどくさいって思ったら続けるべき」と言ってます。
「もう無理」のハードルが低すぎるヘタレだと何もなしえなくなるリスクはありますが、進学したいなら「もう無理」もへったくれもないので、「面倒くさいこと」でも続けるしかありませんね。
将棋マンガ「3月のライオン」で主人公と対局することになる野火止あずさが子どものころに祖母から伝えられた言葉『「できない」には「本当にできない」と「しんどそうでやりたくない」の2種類がある…そして大抵の夢は「しんどそうでやりたくない」の先に光ってる』ってのは本当に名言だと思います。
多くの子にとって受験勉強は「面倒くさいこと」の一つだとは思います。
だからこそ後回しにせず、継続して取り組めるようルールや習慣をつけていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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