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こちらは愛知県一宮市にある自立学習塾の塾長が普段の指導や時事ネタなどから思いついたことを書いてるブログです。(割とよく読まれている記事は↓参照)
他の塾の先生のブログのように要点を押さえて簡潔にまとめるというよりは、あまり役に立たないことをとりとめもなくダラダラ書いていることが多いので、あらかじめご了承ください。
上っ面な綺麗事だけを書くのはあまり好きではないため、なるべく現場のリアルから感じていることを綴っていければと思います。
うちのように個別でカリキュラムを組む塾では生徒によって解かせる問題の難易度を調整することが多いと思います。
もちろん、基本的なドリルなんかはほぼ全員に取り組んでもらいますよ。
ただ、定期テストなどが近づいてきたら、上位層には基本部分は課題としてやってもらい、授業内では応用をメインにすすめ、逆に下位層には問題集の単元の後ろの方にのっている難易度高めの設問はスルーさせたりします。
試験前は「とるべきところを確実にとる」対策をした方が点になりやすいですからね。
問題演習については生徒のレベルによって難易度調整だけでなく、設定時間も変えたりしますよ。
自宅でワークなどするときに時間を測ることはほぼないでしょうが、うちの塾ではキッチンタイマー使ってやっていきます。
上位の子たちは試験前ならできるだけ実戦に即した時間設定の方がいいかなとも思いますが、公立中で下位3~4割くらいに沈んでる子はスパンを短めにします。
中位以上の子たちに40分で3ページくらいやってもらうところを下位層には20分で1ページって具合に。
成績が低迷してる子の場合「手が止まってしまう≒思考もほぼ止まってしまう」って感じで、他の子たちと同じスパンで問題演習をさせても、ラスト半分くらいの時間はただタイムリミットがくるのを待つだけの状態になってしまいがち。
彼らにとってはそれがラクなんですよ。
頭を使わなくていいので。
さすがに、それだと時間がもったいないため、早めに区切ってフォローをいれたり、切り替えてどんどん進ませないといけません。
生徒によっては教科書貸して「調べながらやってもOK」にします。
とにかく、頭が止まる時間があまりないように、なるべくこまめにサイクルを回してやることが必要。
指導する方からすると手がかかるけど、仕方のないところでもあります。
試験範囲をある程度網羅的にざっとやっていくためにも効率的な演習にしたいですからね。
試験前の問題演習は子どものレベルに応じて難易度だけでなく、量や時間も調整していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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