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こちらは愛知県一宮市にある自立学習塾の塾長が普段の指導や時事ネタなどから思いついたことを書いてるブログです。(割とよく読まれている記事は↓参照)

 

 

他の塾の先生のブログのように要点を押さえて簡潔にまとめるというよりは、あまり役に立たないことをとりとめもなくダラダラ書いていることが多いので、あらかじめご了承ください。

 

上っ面な綺麗事だけを書くのはあまり好きではないため、なるべく現場のリアルから感じていることを綴っていければと思います。

 

 

受験勉強をしているとさまざまなシーンで精神的にイライラすることも出てきますよね。

 

見落としやミスがあってとれるはずの問題を落としたり、あーだこーだと試行錯誤しても解けない設問があれば焦りもするでしょう。

 

はたまた「大学入試までず~っと勉強し続けなきゃいけないのイヤだぁ」と投げ出したくなったり。

 

好きでもない教科の勉強をやり続けるのは多くの子にとってストレスたまるもの。

 

思春期でもあるし、そういった感情が出てきてしまうと、また腰を落ち着けて学習できるようになるのに時間がかかるかもしれません。

 

ゴルフ界のレジェンド、タイガー・ウッズはトーナメントの際、自らに「10秒ルール」というのを課していることでも有名。

 

止まったボールを打つゴルフではほぼすべてが自己責任です。

 

しかし、いくらスーパーゴルファーでも常にパーフェクトなショットが打てるわけではありません。

 

ミスもすれば、ボールの落下地点の形状によってはアンラッキーでハザードにつかまってしまう場合もあります。

 

そんなときにタイガーは「10秒だけ激怒し、11秒目からはクールに戻る」ことを「自分へのルールとして」決めています。

 

さすがにクラブをたたきつけるようなことまではあまりしませんが、自分に対して怒りを露わにするシーンは何度か中継で見たことあります。

 

 

ゴルフの場合、ミスショットをしたってすぐに次のショットを打たないといけません。

 

負の感情をまとったままでは、同じミスを繰り返してしまう可能性が高まります。

 

それを防ぎ、冷静にリカバリーできるよう「10秒ルール」を実践しているわけです。

 

「10秒だけは感情を爆発させるのOK」としているところもミソかな。

 

その成果は彼の実績が十分すぎるくらい証明しているでしょう。

 

タイガーに限らず、トップアスリートにはメンタル面を支えたりアドバイスするコーチをつけているケースも多いです。

 

何が言いたいかというと、「感情のコントロールも技術の1つ」だってこと。

 

 

学齢期の子やその保護者の方は「人間の内面なんてコントロールしようがない」「あふれ出る感情はどうしようもできない」と考えがちですが、受験勉強においてそこは免罪符になりません

 

実際の入試では点数でしか判断されないので。

 

であれば、自分なりに面白くないことやメンタルにダメージを負ったときでも、切り替えて学習に集中できるような自分なりの方法を持っておくといいかもしれません。

 

保護者目線だと幼少期から少しずつストレス耐性をつけていくような子育てを意識していただけるといいかと思います。

 

「叱らない子育て」とやらを喧伝する某有名教育評論家の「子どものやりたいことをやらせてあげればいいのよ~ん」「『勉強しなさい』と言ったらダメなのね~ん」なんて言説に乗っかりすぎて、やるべきことすらできない子になってしまうと「受験勉強」という観点からはリスクになるため要注意です。(それがうまくいく子もいるかもしれませんが、失敗するケースをよく見るので)

 

受験勉強って好きなことだけやってりゃいいわけじゃないから、ストレスたまるの当たり前ですからね。

 

ある程度「我慢」とか「忍耐」できる子じゃないと成績は伸びていきません。

 

人生経験を積んでいけば、自然と身につく部分でもありますが、学齢期の子だとそれができる子できない子で大きく差がつきます。

 

大学入試まで見据えた場合、中学1年からやり始めたとしても6年(中学受験する場合はさらに+2or3年)とかなりの長丁場。

 

負の感情が出てきたときもうまくコントロールして、影響を最小限にとどめるような技術を習得していきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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