グレースからの電話
以前、ダンスクイーンである友人宅に、パンツ泥棒が侵入した事があった。彼女は無類のTバック愛好者であるので必然である。
しかも彼女は犬を飼っているのだが、これがろくでもない犬であり、何故かパンツ泥棒と一緒に脱走し、一週間後に骨折してボロボロになって帰って来たらしい。
何ともしょうもない話であるが、ダンスクイーン家ではそんな事は日常茶飯時である。
ある日の早朝、ダンスクイーンから電話がきた。しかもテレビ電話要求である。
何事かと電話に出たが、うんともすんとも言わず、察するにどうやら間違って携帯電話が押ささってしまった感じである。
面倒くさいので即切り、寝ていた私は再び眠りにつくとまたかかってきた。
それを三回程繰り返されたので、頭にきてこちらから電話をかけ、「なんだってよ!」と憤慨すると、「ごめんなさいねグレースよ」と言われてしまった。
グレースとはパンツ泥棒と一緒に脱走したバカ犬の事である。
ダンスクイーン家は小学生の息子もしょーもない感じであるので、息子の仕業かと思っていると何と犬である。
バカ犬と思っていたが、テレビ電話をかけてくる辺りが完全に私の事をバカにしているではないか。
それ以来友人達に、「犬にまでバカにされてる」と、噂を流され、「今年これ以上に恥ずかしい事ないから安心して過ごせ」と、太鼓判を押された。
しかも彼女は犬を飼っているのだが、これがろくでもない犬であり、何故かパンツ泥棒と一緒に脱走し、一週間後に骨折してボロボロになって帰って来たらしい。
何ともしょうもない話であるが、ダンスクイーン家ではそんな事は日常茶飯時である。
ある日の早朝、ダンスクイーンから電話がきた。しかもテレビ電話要求である。
何事かと電話に出たが、うんともすんとも言わず、察するにどうやら間違って携帯電話が押ささってしまった感じである。
面倒くさいので即切り、寝ていた私は再び眠りにつくとまたかかってきた。
それを三回程繰り返されたので、頭にきてこちらから電話をかけ、「なんだってよ!」と憤慨すると、「ごめんなさいねグレースよ」と言われてしまった。
グレースとはパンツ泥棒と一緒に脱走したバカ犬の事である。
ダンスクイーン家は小学生の息子もしょーもない感じであるので、息子の仕業かと思っていると何と犬である。
バカ犬と思っていたが、テレビ電話をかけてくる辺りが完全に私の事をバカにしているではないか。
それ以来友人達に、「犬にまでバカにされてる」と、噂を流され、「今年これ以上に恥ずかしい事ないから安心して過ごせ」と、太鼓判を押された。
機内にて 2
一眠りして、くだらないコメディー映画「ズーランダー」なるものを見た。
これがひっくり返る程おもしろく、静まり返る機内で「ふがっ」と出る笑い声を押さえるのに一苦労であった。
そして、ズーランダーのおかげで先程の機内食の怒りは治まり、再びご飯タイムがやって来た。
今度は配膳前に「ミートorフィッシュ?」と聞かれたので、何があっても選んだ物が来そうである。言うまでもなくミートであるが。
安心して配膳を待っていると、またしても私の番辺りでCA達のドタバタが始まった。
「まさか二回はないよな・・」と思っている私に、腰を低くしたCAが「ソ~リ~」と現れた。
すると今度はミートが無いと言いだした。配膳前に聞いたのはただの気休めだったらしい。
さっき嫌いな芋の煮っころがしを食べたのだから、今回は何としてもミートを食べたかった私はかなりむっとした。
「これはひとこと言ってやらねば」と、英語で何と言おうか考えていると、どうやら隣の若夫婦も選んだミートが当たらないらしく、「ソ~リ~」と言われているではないか。
「よしきた!」と、私は若夫婦と結託して文句を言ってやろうと思っていると、若夫婦は「ノープロブレム」と即座ににっこり言い返した。
試合終了のサイレンが聞こえた私はがっくり肩を落とし、答えを待つCAにまたしても「オーケーい・・」と言うしかなかった。
出てきた鯵の煮つけは嫌いではないが、煮っころがしと同じ味で嫌である。同じ味付けで怒りも蘇るというのだ。
「ソ~リ~」とまたCAが来たので、「今度は何!」とギロリと見ると、25ユーロのお詫びチケットを手渡された。
そのチケットで、地味に集めている航空会社のテディベアをすかさず買い、多少気は晴れたが腹の虫は収まらず、飛行機を降りてすぐマクドナルドに飛び込んだ。
これがひっくり返る程おもしろく、静まり返る機内で「ふがっ」と出る笑い声を押さえるのに一苦労であった。
そして、ズーランダーのおかげで先程の機内食の怒りは治まり、再びご飯タイムがやって来た。
今度は配膳前に「ミートorフィッシュ?」と聞かれたので、何があっても選んだ物が来そうである。言うまでもなくミートであるが。
安心して配膳を待っていると、またしても私の番辺りでCA達のドタバタが始まった。
「まさか二回はないよな・・」と思っている私に、腰を低くしたCAが「ソ~リ~」と現れた。
すると今度はミートが無いと言いだした。配膳前に聞いたのはただの気休めだったらしい。
さっき嫌いな芋の煮っころがしを食べたのだから、今回は何としてもミートを食べたかった私はかなりむっとした。
「これはひとこと言ってやらねば」と、英語で何と言おうか考えていると、どうやら隣の若夫婦も選んだミートが当たらないらしく、「ソ~リ~」と言われているではないか。
「よしきた!」と、私は若夫婦と結託して文句を言ってやろうと思っていると、若夫婦は「ノープロブレム」と即座ににっこり言い返した。
試合終了のサイレンが聞こえた私はがっくり肩を落とし、答えを待つCAにまたしても「オーケーい・・」と言うしかなかった。
出てきた鯵の煮つけは嫌いではないが、煮っころがしと同じ味で嫌である。同じ味付けで怒りも蘇るというのだ。
「ソ~リ~」とまたCAが来たので、「今度は何!」とギロリと見ると、25ユーロのお詫びチケットを手渡された。
そのチケットで、地味に集めている航空会社のテディベアをすかさず買い、多少気は晴れたが腹の虫は収まらず、飛行機を降りてすぐマクドナルドに飛び込んだ。
機内にて 1
飛行機での長旅は、機内食が唯一の楽しみである。
今回も、離陸前から公開前のロビンフッドを見て、気分が高まった所でご飯の時間がやって来た。
メニューを凝視し、「やっばこのドイツ風だな!」と、期待に胸を膨らませ配膳を待ちわびた。
しかし思えば私は最後尾座席であり、なかなかまわって来ない様子である。
「通路側の席を希望したばっかりに、最後尾座席になったのだ。座席より飯だ、今度からは何があっても前方希望にしよう」と、どうでもいい誓いを立てたりして待った。
そしてやっと私の番辺りで、何やらCA達の動きが慌ただしくなりざわつき始めた。
「何事か」と思っていると、「ソ~リ~」と言いながら私の所にCAが来て、英語なのでよく分からぬが、私の分の飯が無い様な事を言っている。
「うそでしょ!」と、かなり動揺し、飯がちゃんと当たるのか聞きたかったのだが、その語学力がないので情けなく「オーケーい
・・」と言うのが精一杯であった。
まさか当たらないなんて事はないだろうからと思ってやり過ごしていても、待てど暮らせど飯は来ない。
しかし、「エクスキューズミー、私の飯はまだですか?」とも言えず一時間が経った。
そして一時間十分後にやっと出てきた飯は、メニューのどこにも載っていなかった、白飯と芋の煮っころがしであった。しかも熱々の陶器に、雑にホイルが被っているというスタイルである。
「なにこれ!」と、心の底から叫びたかったが、旅の始めから騒いでも仕方がないと、ぐっと堪えて熱々の陶器からホイルを外した。
「二回目の飯に期待しよ・・」と諦め、むしろ嫌いな芋の煮っころがしを、「なんの罰が当たったのかな」と考えながら食べた。
続く
今回も、離陸前から公開前のロビンフッドを見て、気分が高まった所でご飯の時間がやって来た。
メニューを凝視し、「やっばこのドイツ風だな!」と、期待に胸を膨らませ配膳を待ちわびた。
しかし思えば私は最後尾座席であり、なかなかまわって来ない様子である。
「通路側の席を希望したばっかりに、最後尾座席になったのだ。座席より飯だ、今度からは何があっても前方希望にしよう」と、どうでもいい誓いを立てたりして待った。
そしてやっと私の番辺りで、何やらCA達の動きが慌ただしくなりざわつき始めた。
「何事か」と思っていると、「ソ~リ~」と言いながら私の所にCAが来て、英語なのでよく分からぬが、私の分の飯が無い様な事を言っている。
「うそでしょ!」と、かなり動揺し、飯がちゃんと当たるのか聞きたかったのだが、その語学力がないので情けなく「オーケーい
・・」と言うのが精一杯であった。
まさか当たらないなんて事はないだろうからと思ってやり過ごしていても、待てど暮らせど飯は来ない。
しかし、「エクスキューズミー、私の飯はまだですか?」とも言えず一時間が経った。
そして一時間十分後にやっと出てきた飯は、メニューのどこにも載っていなかった、白飯と芋の煮っころがしであった。しかも熱々の陶器に、雑にホイルが被っているというスタイルである。
「なにこれ!」と、心の底から叫びたかったが、旅の始めから騒いでも仕方がないと、ぐっと堪えて熱々の陶器からホイルを外した。
「二回目の飯に期待しよ・・」と諦め、むしろ嫌いな芋の煮っころがしを、「なんの罰が当たったのかな」と考えながら食べた。
続く
フランクフルトの旅
友人の結婚式でフランクフルトへ行ってきた。ナナエさんとチカも一緒である。
一緒というのは少々語弊があり、現地は一緒だが、日本からの道中は何故か別である。
ミウラさんも合流し、チカを待ちわびる。
迎えのタクシードライバーが「Yasuda」と書いて待っていて爆笑である。
安田現れず。
やっと現れた安田チカ。
その瞬間をナナエさんが激写。
ナナエさんが激写している姿を、私が激写。
友人宅でご飯をご馳走になり、明日に備える。
フランクフルト2日目。
町役場に婚姻届を出すのに、私達も参列である。こちらでは普通らしい。
その後、役場前で軽く乾杯である。
夜は町の人も皆集まりお祝いパーティーである。
座っていると「踊れ」と引っ張り出される。
私は豚の丸焼きにしか興味がなかった為、すぐに引っ込んで豚を食べていると、また踊りに引っ張り出される。これを四回ほど繰り返した。
これを食べずにいられる訳がない。

















