のむりんのブログ -29ページ目

札幌が揺れた日

子供の頃に大きな地震を経験して以来、何故か地震を敏感に感知出来るようになってしまった。

寝ていても何となく目が覚めると地震がきたり、誰も感じない揺れを感じたりと、まるでナマズである。

先日の早朝の地震の時は、年末の宴に向け、今更ながらモーニング娘。の踊りを寝ないで練習していた所であった。

そんな話をお客様にすると、それのせいで地震が起きた様な事を言われ、「そうかも」と、納得してしまった。

ちなみに地震の中練習したモーニング娘。は何回踊ってもキレがなく、もたついた感じになり、周囲から失笑を買うばかりである。

謝罪要求

ある日、予約の時間を一時間過ぎてもお客様が現れなかった。
しかも案の定予約を受けたのは私である。

「来ませんねえ・・」とチカが、私を疑った感じで言ってきたので、「こいつ完全にあたしを疑ってる・・」と思ったのだが、現に来てない訳なので、「日にちを間違ったかもしれぬので、明日お客様に確認の電話をしとくよーに」との旨を告げると、チカはいそいそと電話番号を調べていた。

すると予約のお客様が現れた。
「遅れるって電話できなかったのーごめんねー」と言われ、一安心であったが、問題が残った。

チカをつかまえ、「オマエ、あたしが予約受け間違ったと思ったべ?」と、問いただした。
チカのあの顔は完全に私を疑ってたからである。
「そんな事思ってません」と、チカは言ったが、その顔も怪しいもんである。

「思ってたべ?思ってましたすいません、て言ったら許してやるから謝れ」と、理不尽に詰め寄っても頑として認めない。
それどころか「思ってないのにそんな事言いません!」と、怒りだした。

「言ってないだけで思ったべ?謝れって」
「思ってません!」
と、しばらくやりあったが一歩も譲らないので、その日は堪忍してやった。

次の日、「今ならまだ許してやるから謝れ」と開口一番私が言うと、「まだ言ってんですか!謝りません!」と、キレていた。

要は普段から私がしっかりしていれば、こんな話にはならぬのだ。
しかし、「明日からしっかりしよ」くらいの、ダイエット的な感覚なので仕方ない。



真夜中のNoブレーキ運動

私は車の燃費向上の為に、なるべくブレーキを踏まない様な運転を心掛けている。
とは言っても、真昼間にそれをしたら迷惑になるので、店を閉めて深夜帰宅する時に限る。

そんな話を友人にした所、「バカだアホだ」と言われ、数日経ってからも「あの話じわじわ来る」と言われ、「おもしろいから母さんにも言ってみたら爆笑だった」と、友人は随分と喜んでいた。

私はたいした事とは思っていなかったので、そんなに喜ぶ様な事かと尋ねると、「じゃああんた、真夜中にNoブレーキ運動してる男好きになる?」と聞かれハッとした。
そんな男は大っ嫌いである。

それを言われやっと気付き、真夜中のNoブレーキ運動の事は誰にも言わない方がいいと進言された。

「夜中に便所に起きたら、今頃あんたが真夜中のNoブレーキ運動一人でやってるかと思ったら涙出そうになる」と言われ、友人を悲しませない為にも、もっと景気の良い話をしたいもんである。

人参一本

営業中、仕込みをしていてどうしても人参が一本必要になり困った。

暇ならばチカに買い物に行って貰う所だが、お客様もいらっしゃるので二人とも外には出れず困り果てた。

ふとヤスが休みなのを思い出し、「人参一本買って来て」とメールすると、「わかりました」と返ってきた。彼は決してノーと言わないし、ついでに私もヤスの都合など無視である。

一時間後くらいにヤスは人参一本と手土産を持って現れた。
「おーすまんね」と、お茶でも出そうとすると、なにやら酒を飲みたそうな雰囲氣なので、「あれ?あんた車だよね?」と聞くと、何と地下鉄で来たと言う。
「なんで!人参一本で地下鉄かよ!」と、自分で頼んでおきながら驚いていると、家で酒を飲んでいたので車には乗れず、泣く泣く地下鉄で人参一本運んできたのだ。

「したらあんた飲んだから行けないて言えばいーしょ・・」と、私も言ったものの、ノーと言わないヤスなので仕方ない。

後日、「人参一本地下鉄で持ってこさせたって?」と、他の店の人にまで言われ、さすがに私も反省した。
良い旦那を持ってチカは幸せである。

愛用の香水

ワインバーでお手洗いに行き、外国製の消臭スプレーを見掛けたので「どんな匂いか使ってみよ」と、シューっと一噴きしてみると、自分の顔面におもいっきりかかった。

有り得ないのでお手洗いから出ても誰にも言う気になれず、便所の消臭スプレーの匂いを漂わせながら澄まして席についた。ワインバーなのに香水が強すぎるくらい思われたかもしれぬ。

若い頃、合コンで自己紹介する度に必ず「愛用の香水はドメストです」と、毎回言ってたのを思い出し、「実話になる日も近いかも」と、ワインを飲み干した。