こんにちは、野本由美子です。
占星術をナリワイにするまで、
大学から上京し、都内の大学に進学。
幼稚園からことわざの本を読んでいたほど、
興味を持っていた「言葉」の世界。
それを深めるために、
大学は文学部の日本文学科を専攻。
そこで
「文化は、言葉によって作られる」
ということを学び、
日本の文化に携わる仕事がしたい!と、
お線香、お香を中心とした香り商品のメーカーである、
株式会社日本香堂に就職しました。
当時、日本香堂の第一次選考は、
グループディスカッションで、
テーマは、「伝統と革新について」。
このテーマは、今でも私の命題の一つです。
10人の同期と共に入社し、
私は、営業部に配属されました。
営業部は大きく分けて
1:スーパー、ホームセンター部門
2:仏壇店、葬儀社部門
3:デパート、新規開拓部門
4:海外部門
があって、
新人の私が配属されたのは、2。
私以外は全員40代以上の男性社員だけ!
の部署で、正直面食らいましたね(笑)
会社の中でも、
コアな分野に関わる部門でもありましたので、
・幅広い商品知識
・お香文化の歴史
・仏教、仏事の知識
・商売のイロハ など
と、かなりディープに学ばせもらったのが、
この時でした。
なので、4年目に、
20−30代中心のデパート部門に異動した時には、
「生き字引」!と呼ばれるような存在になっていました。
毎日、毎月、毎年、
売上目標をクリアするために頭を使い、
足を使って得意先に行く。
得意先は、
データ主義よりも、
営業が気に入ってもらってなんぼ!
というお客様も多かったので、
商談と言う名の茶飲み話を2時間、
そのあと発注は5分、なんてこともザラでした。
社内1怖い!と評判の方が上司でしたので、
怒られて泣く→トイレに駆け込む、のは、
日常茶飯事。
この頃は、会社が大嫌いでしたねーー。
怒られてばっかりだし、
周りにはおじさんしかいないしね!
いつも転職サイトを見ていました(笑)
でも今になって思えば、
・コミュニケーション営業の基礎
・目標達成への貪欲な姿勢
・商品知識や歴史
などを、若いうちに叩き込まれたのは、
本当にラッキーだったなあと思います。
「人間の真理とは何か」
と子どもの頃から、
ぼんやり考えていた私が、
商品を販売して、
毎月のノルマをクリアする
という泥臭いことを経験し、
地に足がついたのは、
この新入社員の3年間のおかげですね。
占星術というスピリチュアルな領域を扱いながら、
現実的でわかりやすい!
と言っていただけるのは、
この頃の経験があったから。
ちなみに、この頃はまだ、
占いのうの字にも興味ありませんでした。
むしろ、熱心にやっている人をバカにしてたくらい(笑)
長くなったので、
社会人後半は、また次回に!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
今日もよき1日をお過ごしください。
野本由美子
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