わたしが、11/20 Harmonyで聴いた、『光のうた』
りょうちゃんのピアノが優しくて、心に染みてきて、涙が出た。
あまり、馴染みのない曲だったけれど、
初めて、ライブで歌詞を目にしたとき、
すごく、いろいろなことを考えた。
「できれば、あそこが沈む時に
二隻の船を差しだそう」
この歌が作られた経緯を知らないけれど、
私には、震災の被害が、はっきりと目に浮かんだ。
生きることが難しくなるほどの、絶望。
「がんばれ!」なんて、たやすく言えないほどの喪失。
ただ、立ちすくむしかない。
「君を抱えて」という歌詞に
胸が震えた。
いつもの大森元貴とは違う。
圧倒的な抱擁力。
「愛する」とも違う
「抱きしめる」とも違う
「守る」とも違う
「抱える」という言葉に込めた意味。
なすすべもないのかも知れない。
なんの解決にもならないのかも知れない。
11/20
幸運にも、オーラスのHarmonyを見届けることができた。
席は、端っこの方だったけれど・・・
光の演出を客観的に味わうことができた。
圧倒的だった『光のうた』
まるで、大森元貴から発せられた光が
会場全体を包み込んでいくようだった。
これは、その時のものでは無いけれど
ライブをアップして下さった方のをお借りしています。
大森元貴の歌声はいい。
この時代に生まれた人ならば、
ぜひ、彼の生の歌声を聴いて欲しい。
彼の歌声は、人類の宝。