二刀流の演奏家たち | You're my Melody♪

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気ままにつぶやいていきます♪

音楽家として成功するのは

 

ほんの一握りの人。

 

 

 

生まれながらにして、類い希なる才能に恵まれ、

 

しかも、強運にも恵まれている・・・

 

まさに、神様に選ばれた人。

 

 

 

でも、

 

そんな稀なる音楽家の中にも、

 

実は、音楽が専門ではなく、

 

大学で他の学問を学んでいたり、

 

別の専門職をお持ちの方もいらっしゃいます。

 

 

 

まさに、二刀流!びっくり

 

 

 

今日は、そんな方達についてお話ししますね。

 

 

 

 

 

まず最初に、私が驚いたのは、この方。

 

バイオリニストの五嶋龍さんです。

 

 

 

この方、

 

かのハーバード大学で学ばれ、

 

物理学科を卒業されています。びっくりひらめき電球

 

 

 

 

ご自身、

 

「人の2倍も3倍も濃い人生を送っている」

 

・・・と、おっしゃっていました。

 

 

 

 

 

 

そして、今をときめく、かてぃんこと

 

角野隼斗さん。

 

 

 

東京大学の大学院をご卒業なさっているのは、

 

有名な話ですよね。

 

 

 

調べていけば、もっとたくさんの方がいらっしゃると思いますが・・・

 

 

 

今日は、先日のショパンコンクール予備予選の出場者の中で知った

 

二刀流のピアニスト達をご紹介したいと思います。

 

 

 

  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー

 

 

 

まずは、ロシアのアンドレイ・ゼーニンさん。

 


(かなりお若いときのお写真ですね^^)

 

 

この方、牛田くんにとっては

 

浜コン仲間ですよね^^

 

 

NHKの「ピアニスト達の18日間」では、

 

小川典子審査委員長が

 

真っ先に、「アンドレイ・ゼーニン」・・・と

 

合格者の名前を発表していたのが印象的でした。

 

 

 

 

先日、

 

この方が、ショパコンの予備予選で演奏しているときのことです。

 

脇に流れているのチャットの会話で、

 

たびたび、

 

「彼はプレイヤー?」と、出てきたのですよ。

 

 

(プレイヤーってねぇ・・・

 

 こうして、コンクールに出て演奏してるんだから、

 

 演奏家に決まってるでしょ!

 

 なんて失礼な!!むっ

 

 なんで、こう何度も何度も決まり切ったことを聞いてくる人がいるの??)

 

 

・・・と思ってました。

 

 

 

 

 

・・・が、途中で気がついたんです。ひらめき電球びっくり

 

 

 

「player」・・・ではなく、「prayer」だってこと。。。

 

 

 

「pray」・・・って、たしか「祈る」

 

 

 

・・・ってことは、「祈る人」??

 

 

 

念のため、確かめてみると

 

「prayer」は、「司祭」を意味するのだそうです。

 

 

・・・ということは、教会にお勤め・・・

 

神父様か牧師さんだったんだあ。。。

 

 

なんだか、凄く納得しました。

 

彼にぴったりだなあ・・・って。

 

 

柔らかい物腰。

 

優しげな微笑み。

 

自己紹介の動画も、故郷の紹介と

 

演奏が素晴らしかったんですよ。

 

 

 

神に仕えながら

 

ピアノの技も極める!

 

まさに、神・・・・やめておきます。

 

 

  クローバー   クローバー   クローバー   クローバー   クローバー

 

 

さて、お二人目は、

 

沢田 蒼梧さんです。

 

(うちの娘の婿になって欲しい~)

 

 

自己紹介動画で、

 

名古屋大学の医学部で学ばれている医学生さんだと知り、

 

一体どんな演奏をされるんだろう・・・と、

 

とても興味が湧いたのです。

 

 

 

(世界中から、全てを賭けて挑んでくるコンテスタント達。

 

 いくらなんでも、医学部との両立は・・・

 

 出るだけでも凄い。そのチャレンジ精神にブラボー!)

 

 

 

・・・と、

 

ちょっと野次馬根性で、演奏の配信を見ましたが・・・

 

そんな邪悪な感情は、見事に打ち砕かれました。

 

 

 

演奏が、もうとにかく素晴らしかったのです。

 

鍵盤に、深く沈み込むような、独特な指遣い。

 

柔らかく、明るい音色。

 

 

 

「彼は、ドクターなの?」

 

「そう!ドクター!」

 

 

そして、チャットには、賞賛のメッセージが

 

次から次へと寄せられました。

 

 

そんな中で

 

「warm」という言葉が、

 

ふと、

 

わたしの心を、とらえたのです。

 

 

 

そう。彼の演奏は、まさに温かい。。赤薔薇

 

 

彼のピアノの魅力の神髄を、言い得た言葉でした。

 

 

 

心を、優しく包み込むような音色・・・

 

この「warm」という言葉を見つけたときの

 

うれしかったこと。

 

 

 

わたしの、言葉にならない感動を

 

見事に言い表してくれる言葉で、

 

思わず、涙が出てきてしまいました。

 

 

 

これは、彼が医師を目指しているからこそ出せる

 

音色なのではないかと思いました。

 

 

 

人を癒やす音。。。

 

彼がお医者様になったら、

 

是非、患者さんのためにピアノを演奏して欲しい・・・

 

 

 

 音譜  音譜  音譜  音譜  音譜  音譜

 

 

一つの道でも、極めるのは難しいのに、

 

二つの道を追い求める・・・

 

もう、尊敬の念しかありません。

 

 

 

まさに、二兎ぅ流・・・・・・        なんちって。。。

 

 

 

 

アンドレイ・ゼーニンさんも、

 

沢田蒼梧さんも

 

見事、激戦を勝ち抜かれ、

 

予選への出場が決まっています。

 

 

 

10月が楽しみです。