先日、小学校6年生の次男が仕事中に電話をしてきました。
なにやら、学校でトラブルがあったとのこと。
本人パニックで正直、何を言っているのかわかりません。
「どうしよう、どうしよう」
いやいや、どうしようって、そもそも話が良くわからないから(笑)
「わかった、わかった!」と、とりあえず言うしかありません。
「わかった、わかった。ママが帰ったらゆっくり話をしよう。ママが無敵だって知っているでしょう?なんにも心配いらないから」
私がそういうと、次男は「うん、そうだね」とパニックはパタリと落ち着いたようです。
その後次男のキッズ携帯にメールしましたが、「もう心配いらないってわかったから塾に行ってきます!」といういつもの元気な返信がありました。
(ただ実際はこの時点では何も解決していません(笑))
これはどこの家庭もそうで、子供たちにとって「絶対的な安心できる存在」。
それが親だと思います。
だからこそ、反抗期には反発できるし、家族だからできる会話もあります。
会社に置き換えると、もちろん会社は家族ではありませんが、社内に「この人の存在が」という人が社長であってほしいと思います。
幹部社員や上司でもいいです。
別に現場作業を手伝ってくれるとか、掃除を一緒にやってくれるとか。
そういうレベルの低い話ではありません。
存在そのものが「この会社で働いていれば大丈夫」と思わせる。
コロナ禍で厳しい状況が続けば続くほど、社員の方々はそんな存在を求めています。
リーダーは不安を出さない。
疲れた、体調が悪い、面倒だはNGワード。
あとは人として当たり前のことを当たり前のように淡々とこなしていればOKです。
人は結局感情で動きます。
根拠はなくても、実務ができなくても「なんとなく、信頼できる、好き」という潜在的な意識で人は安心するのです。
会社に何かピンチがあったとき。
他の社員がみんな逃げていっても。
最後に会社に残る1人は社長です。
そんな気持ちで。
社員にとって「絶対的に居てくれる存在」でありましょう。