アマゾンは酒類販売で何を変える? | 学びながら呑みログ

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呑みネタ 2014年4月14日 アマゾンは酒類販売で何を変える?

アマゾンの直販で嬉しいのは、送料が無料になること。プライム会員だとサービスも無料になる。だが、実は、日本酒に嬉しくないこともある。

2013年10月に、クロネコヤマトのクール便の作業中にコンテナを常温のまま進めていたことが問題になった。結果、社内規定の遵守、そしてクール便の重量制限の厳守が行われた。例えばP箱に一升瓶を6本までOKだったのが4本までしか送れなくなったなど。単純に送料は1.5倍となった。また、消費税増による料金改定で、以前の2倍になった。重い酒瓶の日本酒は、酒蔵から酒屋、酒屋から酒場までの送料に影響を与えた。

クール便で運ばれる多くの日本酒は生酒で、特に影響が大きい。

アマゾンの直販は、ネットショップで酒類を売っていた酒蔵、酒屋に大きなダメージを与える。アマゾンは生酒は扱ってない。四合瓶2本が基本、一升瓶は1本から。クール便は使わないようになっている。アマゾンの倉庫管理、重量と送料のかねあいのためだろう。

アマゾンと日本酒にこだわる酒蔵や酒屋のネットショップのすみわけになる。ただ、アマゾンが倉庫に冷房設備を設けて、クール便を押し進めないとは限らない。送料の点で、すでに量販店のネットショップはアマゾンに負けているわけだから。

http://www.excite.co.jp/News/reviewgadget/20140409/E1396971368533.html?_p=1

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管理の難しい酒類を選んだアマゾンが、そのへんを考えていないと思えない。取引交渉で、酒蔵も問題となることは伝えてあるだろう。出店企業の動向を鑑みて、酒類直販を始めたわけだ。

とりあえずは日本酒好きとして、アマゾンの直販は歓迎。

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