
呑みネタ 2014年3月25日 コクとキレと澄みきり?
「コク」は「味の総和」のこと。基本五味(甘味・塩味・酸味・苦味・旨味)がバランスよく含まれていると、「コク」を感じる。「キレ」は「後味がどれだけ早く消えているかで測る味」のこと。もとは日本酒の醸造技術者が使っていた表現で、後味がスッと消えれば「キレ」が良く、長く残れば「キレ」が悪い。
つまり「コク」と「キレ」は、ビール以外の発泡酒や新ジャンル、様々な食品の味にも用いられる。
この「コク」と「キレ」で有名なビールはアサヒの「スーパードライ」。そして新ジャンルで、キリンの「澄みきり」。
「両者は酸味が高めでキレが強く、苦味はそれほど強くない割にコクがある。系統的には似ています」
「両方とも飲んだ瞬間、苦味を感じさせることができているのでしょう。最初に苦味を感じさせることができれば、後は酸味が効いてグッとキレが増します。飲んだ瞬間、苦味がないとキレはあまり大きくなりません」
「澄みきり」は、各社の新ジャンルに比べてダントツの完成度。リニューアルで「コク」「キレ」が増して、ビールの平均値も越える。「コク」は、「スーパードライ」も越える。この完成度に至った経緯は。
「弊社では、コクはボディー(味の厚み)、キレは後味に欠けて味が残らない印象を指しています。AISSY社の解釈とほぼ同じといっていいでしょう。しかし、ともにビールの官能評価上、明確に定義されたものではありません。とくに、キレに関しては曖昧な表現であることは事実です。人によって感じる印象が異なることから、基本的には専門パネル同士のディスカッションやお客様調査を通じて判断していく項目です」
「『キリン 澄みきり』がコクとキレを両立することができた理由について説明します。まず、コクについては比較的容易に出すことができました。その理由は、麦100%であり、タンパクなど麦由来の旨味成分が豊富に含まれているからです」
「麦汁製造の温度パターンを、キレを出すのに適したものにしたほか、冷たい感じのするホップや酵母を選定、使用しました」
http://dime.jp/genre/134917/
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人気の「澄みきり」と「スードラ」を比べてみました、というコラム。
新ジャンルのシェアに攻めるより、プレミアムのシェアを守るほうを選んだサントリーとサッポロ。プレミアムより第四のビールのシェアトップを狙うキリン。アサヒは「スードラ」のプレミアムが売上好調で上方修正。だが、「スードラ」のファンが移っただけで…。ビールのシェアは変わらないが、ちょっと呑気では。
でわでわ。
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でわでわ。
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