増税対策は新ジャンル!2 | 学びながら呑みログ

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呑みネタ 2014年3月24日 増税対策は新ジャンル!2

消費税の増税まで秒読み段階となった。すでに不動産や自動車、大型家電などの高額商品の駆け込み需要はピークを迎え、増税を機に結婚式を挙げるカップルが増えているといった報道も見受けられた。5%から8%へ、3%分の出費を抑えようと人々が奔走している様子がうかがえる。そんな駆け込み需要の後に人々を悩ませるのは、4月以降、増税3%分を生活の中でどうやって節約していくかだ。みずほ総合研究所の試算によれば、年収500万~600万円の世帯では年間8万7591円も負担が増えるという。こうなると節約の矢面に立たされるのがお酒を代表とする嗜好品ではないだろうか。毎晩、ビールで晩酌している愛飲家にとっては切実な問題になりそうだ。そんな中、ビールメーカー各社が価格の安い “新ジャンル”(第三のビール)と呼ばれるビール系飲料の販促に力を入れている。

350缶のビールはだいたい200円。新ジャンルはだいたい130円で、増税分3%はカバーできる。価格のメリットは大きい。だが、昔の新ジャンルは旨くなかった。今の新ジャンルは旨いのか。

新ジャンルの「澄みきり」の味覚をAISSYで分析。あらゆる食べ物、飲み物を5つの基本味覚に分解、分析するAISSY。結果は、コクとキレの指標で、ビールの平均値よりも高い数値が出た。ちなみに、コクは甘味、酸味、苦味の総合評価。キレは苦味の経時変化の指標。

「澄みきりはビール平均値よりも酸味とキレが際立って高い数値を示している。これは、キレ系ビールの特徴。コクの数値でもビール平均値とほぼ変わらない結果が出ており、味だけでみると澄みきりはビール並みの味になっていると言える」

キリンビールの担当者も、ビール系の飲料はジャンルレスになるという。

「新ジャンルでも、お客様の選び方が『これでいい』から『これがいい』になってきている。澄みきりは、よりデイリーに飲まれることを意識して、味も設計しているため、実際に『飲み飽きない』『いつもの食事の邪魔をしない、クセのない味』と受け入れられていると感じる。今後、ビール系飲料は“ビール”“発泡酒”“新ジャンル”という垣根を越えたジャンルレス時代に突入するのではないか」

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20140320/1056057/?rt=nocnt

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また、「澄みきり」。ちょっと気になるが。

第四のビールがビールに近づこうとすると、よけい香りや味わいの差異が気になる。新ジャンルとして新しい香りや味わいを求めてはいいのでは。

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