「北米にジャパニーズウイスキーを」は、サントリー、いや、創業家の長年の願いだったらしい。
創業者で初代社長の鳥井信治郎は、1934年の禁酒法廃止をきっかけに、アメリカにウイスキーの蒸溜所を造ったがが、戦争で製造中止。戦後の1963年に、その次男の2代目社長の佐治敬三が、改めてメキシコにウイスキーの蒸留所を造った。だが、失敗。ちゃんとしたウイスキーができなかった。
そしてビームの買収を決めたのが、敬三の長男の4代目社長の佐治信忠。
>「やってみなはれ」は創業者の口癖。さて、創業家の願いは叶うのか。1兆7000億円は「やっちゃった」ですまされない願いだが。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140207/bsg1402070504006-n1.htm