涙こぼれる野々下四丁目の野馬土手跡 | 野馬土手に行こう

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千葉県には平安時代から軍馬を育成する牧があり、馬が超せない野馬土手が造られ、今も少し残っています。
江戸時代に小金牧と呼ばれた、野田市、流山市、柏市、松戸市、鎌ケ谷市、船橋市、白井市を巡ります。

暑さ厳しい中、野々下4丁目の発掘跡はどうなっているかと見に行きました。

思えば去年の11月。工事予告がありました。

 

 

江戸時代の遺跡の野馬土手の下から、

縄文時代、古墳時代の住居跡が発見され、

さらなる発掘が行われ、

工事はのびのびに。

 

そこは、今。

 

積んであった土も埋め戻され、平らに。

 

 

歩いていると、なんだか涙が、

 

止まりません。

 

 

ここが、鎌ケ谷市や、船橋市や、白井市ならば、

野馬土手は保存されたことでしょう。

 

しかしここは流山市。

柏市ともに、野馬土手に冷淡です。

 

道を挟んで、野々下3丁目の野馬土手。

 

野馬土手健在。

草に覆われて、見えませんが。

 

地主さんが、売らないと言っているという、この野馬土手。

 

ここがある限り、また来ます。