空旅中国 英雄たちが駆けた道
「長城への道」
と言う番組で、中国の土手を見ました。
戦国時代の万里の長城は、土でつくられていた。
すなわち土手です。
趙と言う国が、北の遊牧民、匈奴を防ぐため、つくったそうです。
高さ、3~4メートル、長さ300キロ。
古さは2400年くらい?
柏や流山では300年前の野馬土手が崩されていますが、中国は、けた違いに物持ちが良いです。
高さは、そんなに違わないかも。
日本も、あつて流山市にあったおばけ土手は3メートル近くあったし、鎌ケ谷の捕込の土手の高い部分は4メートル超でしょう。
長さは日本の野馬土手の総延長は、万里とまではいかないけど、何百キロもあったと思う。
今は、あんまり無い、か。
牧跡にあると野馬土手、
城郭にあると土塁、
中国では、長城。
馬上から矢を放つ、屈強な騎馬隊で領土を広げ、
匈奴を北の山の向こうに追いやり、
境界線に土の壁を築いた趙。
100年後、秦の始皇帝は、石の壁を築き、
土の壁とつなぎあわせたそうです。
遊牧民の馬はよく走るので、まわりこまれるのを恐れて、どこまでも長くなる長城。
万里の長城、
知名度が、野馬土手よりあるのがうらやましいです。